と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

惜別の辞

2009年04月09日 21時19分46秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は、離退任式です。
 
 大変にお世話になった先生方をお送りしなければなりません。
 どなたも、本校発展のためにおおいに貢献してくださった先生がたです。
 これまでの御労苦に深謝するとともに、先生方のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 さて、このような別れの時節に、よく言われるのが、惜別の言葉です。
 そして、徐々に満開の桜の花が、風とともに去っていく。
 今年はまるで、先生方との別れを惜しむような桜の見事な咲き方であります。
 咲くも見事、去り方も見事としか表現できないような今年の桜であります。

 この時期に思い浮かべるのは、中国往年の詩人唐の王維の漢詩「元二の安西に使するを送る」です。

 この漢詩は 「渭城の朝雨 軽塵をうるをし 客舎青青 柳色新たなリ 君に勧む 更に尽くせ一杯の酒 西のかた陽関を出づれば故人無からん」 と言う七言絶句の「送別の詩」であり,往時の唐西北の砂漠の果ての安西に旅立つ友・元二に贈ったものであります。

 詩吟では「無からん 無からん 故人無からん 西の方陽関を出づれば故人無からん」と繰り返して惜別の情を強調します。


 さらに、このような歌もあります。
 中央大学の学生歌にもなっています。


 「惜別(せきべつ)の歌」
島崎藤村作詞・藤江英輔作曲

遠き別れに たえかねて
この高殿(たかどの)に 登るかな
悲しむなかれ 我が友よ
旅の衣(ころも)を ととのえよ

別れといえば 昔より
この人の世の 常なるを
流るる水を 眺(なが)むれば
夢はずかしき 涙かな

君がさやけき 目のいろも
君くれないの くちびるも
君がみどりの 黒髪も
またいつか見ん この別れ

君が優しき なぐさめも
君が楽しき うた声も
君が心の 琴の音も
またいつか聞かん この別れ


 原作者は文学者島崎藤村。
 姉への思いを綴ったものだそうです。
 
 個人的には、作曲者の藤江英輔氏に非常に興味があり、学徒動員の思い出と共にあるものであります。
 藤江氏は伝説の人であり、どのような生涯を送ったかを調べるのもまた一興です。

 

 いつまでもいつまでも先生方と共に県銚の改革を、と申し上げることは不可能です。
 出会いと別れはこの世の習い。
 
 忍従するしかありませぬ。

 
 これまでの先生方のご功績に感謝申し上げ、新天地でのますますのご活躍をお祈り申し上げ、お別れの言葉とさせていただきます。

            
  
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新しい広報

2009年04月09日 19時12分17秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 新しい広報媒体を思いついたので、現在作成中です。

 それ専門のソフトも私費で購入しました。

 何ができるかお楽しみに。

 県銚だよりもそのソフトで作成していきます。

 

 いろいろな仕事の合間に、ほんとに間に合わせのようにこのブログも、新聞もやっていますので、じっくり取り組みたいのですがなかなか困難です。

 最近は、高校でも、日誌のようにディスクロージャーをしている学校がちらほらです。がんばっているなぁと応援しております。
 
 わが県銚も県銚なりの価値を高めていきたいと思っております。
 まねされても、追いつかれないように。
 ウサギと亀ではありませんが、後だしじゃんけんがいつも成功するようではたまりませんから。 
 (笑)


 ところで、このブログはあくまでも中学生のみなさんに語っています。
 また在校生にも。

 つまりあまり大人の方に読まれることを想定しておりません。
 保護者の方は別ですが。

 ですから、読書紹介みたいなものも多くなるわけです。

 わたくしからの授業のつもりでおります。

 つたない授業かもしれません。

 しかし、それでもいいと思っております。
 
 経験と勉強だけはしてきたつもりですから。
 
 


 早くその新しい広報媒体なるものを、各中学校様へお送りしたいと焦っております。
 技術力がいまいちですのでね。
 (笑)

 これからソフトの使い方を学ばないと。
 
 所詮素人ですから。 




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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/