と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

大義の末

2009年04月14日 22時12分23秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 城山三郎先生の「大義の末」(角川文庫)。
 やはりすばらしい本です。

 しかしながら、現職にあるかぎり、この本の本質に触れることはできません。
 本当に残念です。

 退職してからしか書けないのでしょうか。

 戦争末期の皇国少年として生きた作家本人の鎮魂歌です。

 その時代に生きた青年の挫折感、絶望感を鮮烈に描いております。

 ほんとうに、城山先生の心情が伝わって参ります。

 先生は、「この作品を書くために作家を志した」とまで言われている。
 城山文学の最重要作でありましょう。

 詳しくは読んで欲しいとしか言えません。



 しかしながら、ある一定の思想信条に生きると表明したならば、一生涯それにこだわって欲しいという思いがわたくしにはあるからです。

 転向文学を専攻したから余計そう思うのです。

 簡単にひっくり返って欲しくないのです。

 格好つけてある一定の思想信条を表明したなら、生涯を通じてそれを追求すべきでしょう。

 途中でやぁめたぁと言って欲しくありません。

 反逆に生きるなら、それで生涯やってほしいのです。

 やれるところまでやってほしい。

 どっかで妥協するなんて卑怯です。


 文句を他人に言ったなら、責任をとるべきです。
 言ったことは覆りません。
 だから、勉強すべきなのです。

 そこには弁証法が大きく関わります。

 論理的な思考法ができるか、できないか。
 その一点に関わるのです。

 どうでもいいとは言わせません。

 中途半端なら発言してはいけません。
 その一言が生涯を規制する場合だってあるのですから。

 言葉は重要ですぞ。



 適当なことを言ってはいけません。
 知ったかぶりと、専門家ぶるのもいけません。

 たかだか、ちょっと勉強したからといって、玄人ぶるのもあさはかであります。
 
 だからこそ言いたい。

 専門家と言える、言われるくらいに稽古を、勉強をすべきなのでありますよ。

 励みなさいませ。
 勉強なさいませ。

 世間には、凄い人がいくらでもおりますよ。


 うぬぼれたらおしまいですよ。
 
 やるっきゃないのです。
 真剣に、地道にやるしかないのですよ。


 ふと、思った今日の一言です。

 
 また明日。

  
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美術部 カモメとともに

2009年04月14日 00時13分06秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今朝の千葉日報紙にも我が県立銚子高校美術部が掲載されておりました。

 喜んでおりましたら、今度は東京の出版社から「月刊ホームルーム」という全国的な販路を持っている月刊誌に掲載したいとのおおせ。

 うれしいです。
 実にうれしい。
 
 生徒が出るからです。

 あまりにもうれしくて、美術部長が壁画の作成過程を説明している動画に再度チャレンジしてしまいました。 
 どうしてもYou-Tubeにアップロードできないでいたのです。

 今朝、なんでだろうと考えていましたら、あっと思ったわけです。
 基本的なことでミスをしていました。映像処理はわたくしのような素人にはなかなか困難です。ここに書けないくらいに、基本的なことで勘違いをしていました。

 再度(10回目くらいです)チャレンジしたら、やっと成功しました。

 そして、ハレのお披露目。それが今日のトップの動画です。

 BGMで銚子漁港のカモメさんが一緒にやっていてくださっています。
 カモメと共に飛躍です。
 たくさんたくさん祝福してくださっています。
 (わたくしがそう感じたということですけれども)

 


 
 現場はいいです。
 生徒と共にあることがどんなにすばらしいことか。

 教育は理論でもやるべきなのでしょうけれども、こうやって、生徒の活躍を記事にし、コメントを書かせていただいている。
 実にしあわせであります。

 県立銚子は、どんどんどんどん日の出の勢いです。
 
 頑張りましょう。



 
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/