と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

余裕を持って

2010年08月16日 19時44分20秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日も暑い一日でしたね。
 たいへんでした。
 午後、学校は2時間近く工事で停電しましたし。
 こういう時は、まったく扇風機がありがたいものであります。わたくしの部屋は冷房がありませんので、扇風機しか頼るものがないからです。

 冷房とはご縁の無い生活をこれまで送ってきましたので、耐えられるかと思っていましたら、なんということもない。校長室の扇風機が回らないと字を見ることもままならない状態になってしまいました。情けないことであります。勉強しに来ていた在校生諸君には、申し訳なかったのですが、工事ではいかんともしがたい。

 さて、在校生諸君は順調に夏休みを過ごしておりますでしょうか。
 それだけを心配しております。
 家でどれだけの学習を、また、研鑽をしているか。
 二学期が楽しみであります。
 期待していますよ。
 
 昨年度の卒業生も夏休みを効果的に使ったからこそ飛躍したのでありました。あの真剣な表情が忘れられません。

 飽きないということもまた飛躍には必要でありましょう。
 ちょっと失敗したからと言って飽きてしまって、放り出してはいけません。人物を練り鍛えるために学んでいると思えば、多少の失敗なんぞなんのその。耐性もまた人物を鍛えます。他のためになることをすべきだと思っていますし、そういう社会発展のために活躍できる人物育成ができればと思っています。社会発展の原動力になるからであります。
 これもまた楽しみです。
 
 近視眼的に、進学のためだけと考えるとこれはちょっとつまらない。将来、大いなる人物になっていただきたいと思っております。何度でも言いますが。そうすると勉強自体楽しみになってくると思います。

 楽しみになったらこれは強い。
 最強です。

 柔道部にもそういうのがいました。高校時代に。
 猛者でしたが、そしてちっとも秀才ぶらないのに、稽古も講道館流とはちょっと違って絞め技とか、関節技とか、寝技主体のいわゆる汚いと言われる柔道をやっていました。他の学校には圧倒的に体力で、スピードでかなわなかったからです。手順を工夫すれば、寝技ほどおもしろいものはありません。他の学校はそれを知らないから、あっというまにかかってしまいます。グランド技に対する経験がまったくないからです。今思い出しても愉快です。実に楽しかった。工夫して楽しみで稽古していたわけです。ここのところが一番言いたいのです。つまり稽古にも、勉強にも個性があったわけです。偏狭な秀才ではなかったわけです。あ、わたくしはただの凡人でしたがね。
 
 その猛者クンは、勉強していないふりをして、現役で旧制帝大医学部に入っていきました。いつも冗談ばかり言っていたのですが。やるときはやっていたのですね。たいしたもんです。学年でもけっしてトップではなかったのですが、引退してからそれこそ寝ないで、猛者からガリ勉に変身してしまいました。彼の柔道のように、変幻自在。まさに柔よく剛を制すでありました。

 高校生にも余裕のある秀才というのがいるものです。
 大人でもそう。
 余裕綽々で仕事をしている方は実に恐ろしい。
 焦ったり、怒ったり、憤ったり、感情をもろに出している方々はとるにたりない。
 
 余裕を持って、勉強生活を楽しみ、粛々と高校生活をおくりたまえ!わたくしから見てもどんな人物になるか、楽しみであるという雰囲気を感じさせるそういう人物になりたまえ。

 そういうことを言いたかったのでした。
 今日は。



 また明日!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/