今日は、本校国語科の先生方の授業を参観させていただきました。
わたくしも15年前まで国語を教え、柔道部の顧問でバリバリやっていました。
さらに、本校に23歳の新進気鋭の青年講師をお迎えしました。
一気に3人の先生方の授業を見させていただきました。
中間テスト前ですから、いろいろな対応をされていました。 かなりしっかりした授業でありました。 こういう授業が展開されています。 いかがですか? 本校のような落ち着いた学校でしっかり勉強をしてみませんか?
終わってから、一番若い講師の先生と1時間ほど、校長室でお話をさせていただきました。 授業のコツをいろいろと話をさせていただきました。 今春大学を卒業したばかりの先生です。ご専門については、わたくしもかなり興味のある分野です。東北の伝承にも造詣が深い先生です。これはうれしい。つまりその東北の生まれでありますから、わたくしが。
四方山の話をしながら、教育界から去る身としては、こういう若い世代に、これまでの蓄積してきたと思い込んでいる教育の方法論、授業論をぜひともお伝えして去りたいものだとしみじみ思った次第です。
文法指導の情報カードの束をお見せしました。 京大式情報カードです。 いつも使っているのよりはちょっと大きめです。 専門はこちらでやっています。 一枚一枚にメモをした日付を書いているのです。
そして、昭和56年11月6日と書いてあったので、生まれてましたか?とお聞きしたら、否・否でありました。
そうか、そんなに年を重ねてしまったのかと、正直がっかりしてしまいました。 もしかしたら、ご両親の結婚された時期なのかもしれませんし。
学習方法までいろいろ述べさせていただきました。 優秀な先生に、釈迦に説法でありますが。
それでも、わたくしはお伝えしたいこと、お伝えしなければならないことがたくさんあります。 これからの教育をはぐくんでいただきたいと真剣に思っております。 国語ばかりではありません。 道徳教育についてもそうです。 学級経営でもそうです。 柔道もそう。
いつでもどこでも、継承してくださる方がおられたら、お伝えしたいと思っています。 もっとも、それだけの要求度もなければ絵に描いた餅でしかないのですが、ね。
今晩もインターネットで注文した書籍が来ておりました。
哲学者高月義照先生の「人間学 心の地動説」(北樹出版)という本です。かなり難解な書籍ですが、これで最近までのわたくしの隘路を修正させていただいた書籍です。今まで断片的には資料を入手させていただいていたのですが、とうとう本物の著作を入手しました。やはり本物は違います。どのように自己認識をしていくのかというわたくしの拙い問いからの人生の再出発であります。
限界への挑戦をしていくしかないようです。楽しみでもありますが。可能ならば年を取るのを忘れてしまいたいくらいです。時間は残り少ない。遊んでいる暇はありません。若干の焦りをおぼえつつ、今晩もまたインプットです。至福の時を過ごさせていただきます。
また明日!