3月11日からの大震災では、被災された方々もおられるし、本校生徒・保護者の方々におかれても心痛なる思い、辛い日々を送られておられることでありましょう。こころからお見舞い申し上げます。
このような中でも、めげずに負けずに頑張っている卒業生諸君、在校生諸君を扱った県銚ニュース21号を今日の新入生招集日に新入生全員分印刷してお配りしました。やはりめげずに前進をしていってほしいと思いますし、こういう姿を情報発信することも、一隅に生きる者としての義務であろうと考えましたから。
※上記の写真は、今日の新入生招集日に新入生と、保護者の方に印刷して配布したものです。
※この写真は、この3月に学事出版様からわたくしの講話を複数掲載していただいたものです。県銚ニュースで紹介させていただいてもいます。広報活動として、実にささやかな試みをさせていただいていますが、全国から販売されるということが県銚のためにも実に嬉しいことであります。さらに、3月28日の日本教育新聞でも震災対応の記事で紹介される予定です。地道な広報活動ではありますが、最後の1年を充実した学校経営をしてまいりたいと考えております。
また、日頃尊敬申し上げる大阪國學院の木村校長理事長先生も、銚子から近いところにあるご自宅が被災されたのにもかかわらず、21日から積極的発信を行っておられる。触発されました。
さらに今日の新入生招集日に来られた未来の県銚生で拙ブログの若きファンも複数おられた。いつも読んでいますとのこと。これは嬉しい。実に嬉しい。孫に激励されたじぃさまとしては、頑張るしかない。さらに、その保護者の方から、ブログはいつ再開するのか、待っていますということも言われました。ありがたい。実にありがたい。
今月いっぱいは自粛しようとしたのを、今日から再開をすることとしました。こういう積極的な理由ならお許しいただけるかとも思う。ただし余震も続いている。油断はできないのですが。
また拙ブログは、在校生諸君も相当数読んでいます。この深刻な時期に、ほぼ全員がアクセスしてくれたようです。この厳しい余震続きの中で「県銚生しか読んでいない」とコメント欄に書き込んだ生徒もいましたから、それは間違いないでしょう。実にありがたいかぎりであります。生徒のコメントはちょっと意図が違っておりましたがね。県銚生以外にも読んで下さる方々はおられるのですが、それはそれ。中には大学教授もおられるのですよ。ありがたいかぎりであります。
ツイッターにもいろいろ在校生諸君の書き込みがあった。辛口、ワルクチ、いろいろ書いてありました。しかし、どんなにしても絶対匿名はあり得ないのですから、メールやプロフ、ツイッターも警戒して書かれた方がよろしいですよ。ツイッターどおりの提案が明日生徒会からあるようですし。老校長でもちゃんと読んでいるんですよ。あなた方のいろいろな種類の書き込みは。ですから人を見た目で判断してはいけないということです。笑い話のようですが、ね。ホントに。
ですから、絶対に手を出そうとしなかったツイッターも、停電のことも考えて非常連絡手段として導入しました。公式HPと、拙ブログ、ツイッターで連絡手段にさせていただきます。これからどういう風に現実が展開していくか、まだまだ油断はできませんが、このようなツールで対処していきたいと思っています。
辛いときこそ、前進するしかないのであります。
負けない人生を送るには、前に進むしかない。
こうした本校生徒の生き方が、ささやかな応援歌になれば幸いであります。
昨夜、ニーチェを読み返していて、彼が実践を主張していたのを思い出しました。
書斎の中で、書籍に埋もれていて、じっとしているというのはわたくしの性分に合わない。それだけの能力もない。
学校運営でもいろいろな方にお世話になり、また異見もあってやりとりもさせていただきました。どれも実に参考になることばかり。ここでは永久に書けないことですが、ね。
四月に入ってくる新入生のためにも、復活させていただくことが、少しでも勇気づけになればと思います。
なお、県銚ニュースは、PDFで公式ホームページに載せていただきます。実は載せ方がわからないのです。所詮、コンピュータは素人ですので。
また明日!