試合後インタビュー 井上尚弥 - ノニト・ドネア
潜在意識の中で、もしかしたらもしかしてボキは・・・・というのがあった。正直言ってである。それも潜在意識の中でしかないが。
それが、家族を養ってきたのはボキの稼ぎがあったからだというレベルの、圧倒的な小物感しかなかったのだということに気がついた。なにを今更である。そもそもが、そんな能力もなかったし、大物めざして努力した覚えもなかった。ただのぼんくらであったのだ。
大学院受験を断られてから、ちょっとめげた。当たり前である。そのためだけにいろいろやっていたからだ。バイトをやっているのも学費稼ぎだったから。
しかし、ダメなものはダメ。まさかの展開であった。
これも受け止め方次第かもしれない。これでもって、初歩から勉強し直しであるからだ。
カルチャーセンターでも行ってくるか。歴史講座をやってくるか。あるいは、学部からやり直しでもよし。通信教育ならできるからだ。
考えどころですなぁ。
こういう結果になって、参らないほどボキは人間ができていない。平常心を保ちつつ平然としていることなんかできやしない。悟っていないからだ。
それにしても、小物とはよく言ったものである。
ま、それも人並みであるということなのかも知れない。なぜなら、真の意味で大物とは会ったことがないからだ。感情の波がなく、いつも平然としていられる人のことを大物と言っているのだが。
病気になっても、貧しくなっても、いろんなことが起きても平然としていられる男になってみたいもんである。
当分そういう理想的心境になることはできないだろうけど。
(*_*) マイッタ
これもまたあり、あれもまたあり。人生いろいろであるから。