年賀状が終わった、やっと
やっと年賀状終了。もう勘弁してや、って云いたくなる。現役の仕事人ならまだしも、オレはもうお払い箱になっちまったじじいである。もういいじゃないかと思って、ブツブツ文句を垂れながら、朝からずっと印刷をしていた。なんとういう悪臭、おっと悪臭ではなかった、悪習である。年賀状っていうのは。しかも家族の分までやっているのだ。しかも、「きーみはなんにもやることがないだろうから」という理由で仕事が回ってくるのだ。しょうも無い仕事だよん。しかも、オレは年賀状を作るのが早いのだ。だからよけいこき使われるのだ。参ったな。(*_*) マイッタ
ま、これも世間の義理である。仕方がないと云えば云える。
さっき、そう30分ほど前に、フィットネスクラブで歩いていたら、背中の方から「と~ま君」と声をかけられた。びっくりした。一生懸命歩いている途中で声がかかったので、マシーンからずっこけそうになった。マジで落ちるかと思った。マシーンから転落して、高さ20センチに耐えられなくて死んでしまったら洒落にもならん。ジムに迷惑がかかる。そっと振り返って見たら、なんと前の職業の時の知人であった。歩きを始めてから、ちょうど20分くらいたったからイマサラ中断するわけにもいかないと考えた。カロリー計算して歩いているからだ。ホントだよん。しかし、オレらしいなぁ。普通は中断して、知人との会話を楽しむべきなのだが、そこまで計算できねぇのが、オレの劣等生たる所以だよ。だから、田舎教師で一生を終わってしまったのだなぁと思う。
いろいろな方々にも云われた。学会で発表しているくらいでは駄目だ。学会から講演を頼まれて、並み居る研究者や学者の前で講演するくらいでないとアカンと。そうやって学位を取っていった在籍校の先輩を何人も知っているからである。
オレには、もう無理だわな。声もかからない。まさか、自薦では誰も相手にしてくれないからなぁ。慨嘆だよ、慨嘆。しかたないか。オレはエリートでもなんでもないからなぁ。ただの生涯学習人だっちゅうだけだし。細々とやっていくしかない。
今日は、法政大学から通信教育の案内がきた。インターネットで申し込んでいたのだ。歴史を学ぶことができる。通信教育だから、学費も安価で、学校もいつでも行ける。この年になって、東京に通学というのはきつい。さらにアパートに住んで通学するというのはもっと無理だ。
放送大学からも案内を取り寄せるつもりである。
中央仏教学院は、ハードルが高い。信徒でないと入れない。信徒でもなくて入れる課程は卒業したが、そこから上級レベルはなかなか困難である。
そんなことより、今日は実に嬉しいサンタクロースからの、オレアテの、オレ自身によるPresentがあった。そう「柳田国男全集」が来たのである。36冊全部で7000円だ。前の所有者が、殆ど読んでおらず、書き込みもメモもまったくない。新本同様であった。これは嬉しい。実に嬉しい。オレの狭い書庫に並べて、ふふふっふっふふと笑みを浮かべながら喜んでいたのだ。
そしたら、急にドアが開いて、wifeが何を笑っているのよ!と気持ち悪そうに、云ったのだ。
うっとなった。急性心筋梗塞になりそうだった。
こんなところで死んでたまるかとマジに思った。
だって、これから柳田国男センセの全集を使って、抄録つくりを始めなくちゃならんからだ。
遊んでいる暇はないのだ。
そう、オレは真面目なじじいだからである。
笑ってばっかりいるじじいかもしれないけどねぇ。
わははははっはははっは。
(^_-)-☆