9月10日府立植物園の植物生態園でキレンゲショウマを見ました。
その時はまだ蕾の状態でネットがかぶせられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/13/0d9423988aad2681dff79ea8209636d0.jpg)
9月20日の京都新聞によると、この花が咲いたそうです。
アジサイ科キレンゲショウマ属。高山にだけ咲く絶滅が危惧される稀少植物で、府立植物園でも昨年からやっと咲かせることができたそうです。ネットをかけていたのは害虫に食べられるのを防ぐためだそうで、花が咲いた後も1日4回各15分ずつだけネットを外して見せてくれるそうで、見頃は今週いっぱいだとか。
キレンゲショウマというと、宮尾登美子の小説「天涯の花」で、四国剣山の山深く咲いていて、薄幸の主人公珠子と都会から来たカメラマンの恋人を引き寄せる重要なモチーフとなっている花です。
ぽっちゃりとした黄色い花が可憐で、「天涯の花」というイメージがかきたてられます。