近代大阪の発展を支えた紡績業、繊維問屋が集まって栄えた船場の栄華を今に伝える街のシンボルが「綿業会館」です。
当初は繊維業界の発展と懇親を目的としていましたが、現在では繊維以外の各業界にも門戸を開放している会員制のビジネス倶楽部の会館です。
大阪市中央区備後町2-5-8。輸出繊維会館から備後町通りを東へ2筋目、三休橋通りに沿って建っています。
1931(昭和6)年築。設計は渡辺節設計事務所、ヘッドドラフトマンには村野藤吾が参画しました。本館は地上7階、地下1階 。豪華さ重厚さは昭和初期の名建築として高く評価されており、平成15年に重要文化財の指定を受けました。
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館内見学が毎月第4土曜日に開催されているそうなので、一度は見に行ってみたいものです。