御土居の本を読んで研究しなおすと、間違ったことを書いていたことがわかったので、記事訂正します。図書館の前の植え込みは本来の御土居ではなく、模擬的に作られた物だということがわかりました。(2006.2.27)
河原町の府立医大病院の向かい、府立医科大学の図書館の前に御土居が残っているので、見に行きました。
秀吉が京都の町をとり囲んで大造成工事で造らせた土塁と堀のセットが御土居堀で、その名残が所々に残っています。河原町通りのはバスの窓からよく見ていましたが、近くで見ていないので、検証に行きました。
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医大図書館の前の植え込みは、ここに図書館を作る時に御土居を模して作ったものだそうです。
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銘板が作られていました。
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北側には廬山寺の裏の藪みたいなのがあって、これが本来の御土居の跡です。
河原町通りに面して残っている唯一の御土居の遺構で、史跡に指定されています。
ここが御土居の跡だと誰にでもわかるように、しっかりとした説明板をつけてもらいたいものです。
御土居そのものにさほどスポットが当てられていないような気もします。
御土居跡を全部確認して自分の頭の中で御土居像ができあがるようになりたいといつも思っています。
御土居の歴史的意味が京都の人にはあんまりわかっていないようで、破壊されていってる所も多いようだし。
御土居めぐり、近代建築めぐり。。やりたいこと行きたいところがいつもいっぱいです。
京都以外にも。。
かずさん 天神さんあとの御土居跡ってどちらにあります?
なんども探しあるいているのですが、いつも見つかりません。
京都駅近くの「道の資料館」で地図を書いてもらって歩いたこともあるのですが、なんとも寂しい天神川の底?部分で迷いました。
去年も佛大の四条センターでこの先生の御土居の講座があったんだけど、結局行きそびれました。
で 天神さんの北に行くと
http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/tenjin.html
こんな感じのお土居があるようですね。
(すいません最近行ってないので自信なし)
自分の足で確認する「くみちょ~さん」を見習わねば~~~
何しろ冬眠中なもんで(どへっ)。
かずさんの見せて下さった所いかにも、それらしく、わかりやすそうだから、いつか行ってみたい所です。
けど、ここは一面ツツジの植え込みだから上がれそうにないです。
天神さんのところはまだ見たことがないので、征服してみたいです。