クラリネット、私にときおりささやいてくれる楽器の話です。
それに加えて、春爛漫の私のうちの庭の花々・・・・チューリップなど、画像ふんだんに。
(Angelique)
むしょうにクラリネットを弾いてみたいときがあります。
クラリネットの音色そのものもさることながら、一つの夢がありました。
(Lilac Perfection)
中学1年の時に友達に誘われてブラスバンドに入ったことがあります。
私は、そのときクラリネットを弾きたくてたまりませんでした。
おそらく、リコーダーの連想で、弾きやすいと思ったのか、
さすがに昔過ぎて憶えていませんが・・・・。
だけど、渡されたのは、トロンボーン。
クラリネットは、女子専用だったのです。
一週間で辞めました。
(Finola)
何かの印象、もしかしたら、みんなの歌「クラリネットをこわしちゃった」?
♪ ぼくの大すきな クラリネット パパから もらった クラリネット
とっても大事に してたのに こわれて出ない 音がある どうしよう・・・・
そんなところかもしれません。
(Pink Star)
さて、大学生の頃、もう週1回のゼミしか出なくて(単位なんて友達に上げてもよかった!)
家庭教師のバイトか、三ノ宮でパチンコか、友達の学生寮で徹夜マージャンか、
その合間のデートか、そんな頃、この曲に出会った気がします。
(Johann Strauss)
モーツァルト「クラリネット協奏曲」
それまでも、クラシックファンの私には、交響曲でも協奏曲でもクラリネットのパートを
好んで聴き取ろうとしていました。
ベートーヴェンなんか、クラリネットの活躍する曲が多いような気がして、
田園交響曲とかを好んで聞いていました。
(Johann Strauss)
当然、クラリネットが活躍するといったら、このクラリネット・コンチェルトか、
クラリネット・カルテットみたいな
「クラリネット+オーケストラ」か「クラリネット+ストリングス」でなわけで、
それは数少ないのですが・・・・。
(China Town)
こんな中で、NHK-FMだったと思います、最初に聴いたのは・・・・。
この曲の第一印象・・・・それがまた(あははなんです!)失恋した頃で・・・・
印象どころの騒ぎでは・・・・。
ここまで人生が進んできますと、協奏曲一つがどこでどう私に影響したかなんて、
思い出すのは不可能でした。
今の話をしましょう。
去年の暮れにかけて、クラリネットをまた弾きたくなってしまいました。
理由は単純、このモーツァルトのこの協奏曲を弾いてみたいからです。
この想いが、年に数回押し寄せてきます。
(Finola)
一方で、イングリッシュローズへの強い思いもあったものですから、
いつしか記憶の向こうに追いやっていました。
さて、またこうして思い出して、強く思い出しまして、どうしましょう・・・・。
(Angelique) (Johann Strauss)
どこまでもまあるい、あたたかい音色にもう何十年も惹かれてしまっている私が、
我慢する必要などないとも思うのですが、悩ましいのは、やはり練習のための
時間の確保、練習そのものは、本人だけは苦にはならないと思います。
(Pink Star)
サラリーマンを続けながら、趣味の園芸に染まっている私が、さすがに・・・・。
でも、あっさりとはあきらめきれない私も確かにいるわけです。
どうするんでしょうね、って三人称の私につぶやいています・・・・。
◇◇◇
日曜日の朝、雨が残ってしとしと降る中を、自分のお気に入りの庭の光景を
カメラにおさめてました。
その夜、記事のアップをできませんでしたので、ここで・・・・。
上の写真は、いま、最も気に入っているところです。
アイビーも好きです。紫色の花は、別の花です。
ミニバラの盆栽、いただきものです。5月には、白い小さい小さい花をつけるはずです。
別段、たいしたことないのですが、好みってそんなものでしょう。
雲間草もずっと咲きつづけています。
ペチュニア・スターキッズは、花が終わったら3分の1くらいに切り戻します。
イングリッシュローズ・エグランタイン(Masako)の蕾、花の色を想像させてくれます。
私がこの春待ちに待った、ジューンベリーの堅い蕾がやっとほどけてきました。
うれしくてなりません。
◇◇◇
そして、今日、人間ドックで別府の健康管理センターに行って来ました。
帰り道、別府・大分道路(国道10号線)を大分に走行中、胸ポケットの携帯電話が、
かすかに揺れてました。
すぐに近くの海浜公園に車を止めて、メールを確認して、ふと目の前に広がる海の様子を
眺めていました。
海をぼんやり眺めるなんて、いつの頃からだろう。
そんなことを思いながら、黄砂でかすむ別府湾を前に、しばらくたたずんでいました。
(一握の砂!)