折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの植え付け ~地植え・鉢植え~

2009年01月12日 23時55分11秒 | 小寒
    □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
         蕾がゆるんでから開花までに一週間以上かかります。
         花はすべて本日(2009年1月12日午後3時頃)の様子です。

◇ 寒に入って、本格的な冬らしい、寒く冷たい日が続く。
  こういう日を待ちわびて、ごそごそと庭かけ回る。
  そんな気概を持ってないとバラ栽培の資格なし…って、偉そうなこと言えない。
  そこまでなくとも一番大切な時季だからこそ "Warm heart, but cool head!"

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)

     
              □ レオナルド・ダ・ヴィンチ
       (Leonardo Da Vinci/AT/Cl/1994/Meilland/France)

     
 □ イヴォンヌ・ラビエ(Yvonne Rabier/Pol/1910/F.Turbat/France)左
   グラミス・キャッスル(Gramis Castle/S/1992/D.Austin/Engaland)右

◇ 何の脈略も分類もできていないのが、私のブログ。
  ブログの良さの一つの「記録性」は、大して気にも留めてなかった。
  いつのことだか おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう♪
  思い出せないし、記録したことすら忘れる私、今日は残すことを主体に。

     
      □ アイスバーグ(Iceberg/F/1958/R.Kordes/Germany)

     
     □ 「アイスバーグ」の植え替え後、冬剪定は1月末の予定。

【大苗の地植え】

     
    □ では、大苗の植え付けの様子を…ヘデラ(アイビー)の一帯。

     
       □ 直径30cm・深さ40cmの穴を掘ります。
         大きな「漬物石」が出てきましたが、いつものこと。

       
   □ 元肥は、35%骨粉入り油かす300gに、硫酸カリ15gを混ぜます。
     場所の制約で穴の直径が小さいので、これくらい…だいたいです。

     
         □ これで、まず穴の4分の1程度が埋まります。

     
     □ 元肥の部分を、植え付け時の根と遮断する意味もあって、
       軽石か赤玉土(大粒)を、元肥が見えない程度に入れます。

     
   □ 用土は、赤玉土4、掘り上げた土2、腐葉土2、牛ふん2の割合。
     それに、発根促進用として、珪酸塩白土「ミリオン」を少々。
     …としているつもりですが、すべて目分量でホントに適当です。

     
        □ 掘り上げた土は、混ぜる前に小石等を除きます。

     
        □ 空気も含めるつもりで、十分にかき混ぜます。

     
   □ 大苗は根が乾かないように、1~2時間は水につけておきます。

     
     □ 先に用土を3分の1程度入れて、大苗を植え付けます。
       大苗の根には、発根促進用に「ミリオン」をふりかけておきます。
       
     
        □ いやなやつのことでも思い浮かべながら、
          用土を入れて「ぎゅうぎゅうに」していきます。

     
    □ 接ぎ木のコブの部分が地表に出るくらいに、用土を入れます。
      ちょうど見えませんが、支柱も立てます。

     
        □ 「どっさり」くらいに、たっぷりと水遣りをします。

     
     □ 凍結防止に腐葉土に「山野草の土」を重ねてマルチング。
       山野草の土は、単なる余りもの…植え付け完了の印です。

              「ジャクリーヌ・デュ・プレ」 
       (Jacqueline du Pré/S/1988/Harkness/England)

◇ バラの「植え付け」の様子を撮ったが「植え替え」は日没近くで撮れず仕舞い。
  「折節流」につき、専門家には失笑を買おうが、私のバラだから別に構わない。
  テキストを真似た部分もあるが、「なぜ?」と納得してやって、こうなったもの。
  失敗して当たり前で、次の機会に活かせば良いし、バラはこれまでも咲いた。

【大苗の鉢植え】

     
      □ 次は、大苗(ポット苗に仮植えで到着)の鉢植えです。

     
     □ 仮植えですから「ぐらぐら」状態、根鉢はすぐに崩れます。
       土を全部落として、植え付け前1~2時間くらい水に漬けます。
       
     
        □ 8号鉢程度の深鉢に、鉢底石を敷き詰めます。

     
        □ 用土は、今回は「京成バラ園の土」のみ。
          鉢植えの場合、肥料はいっさい混ぜ込みません。
          様子を見て、後日、置肥(緩効性有機肥料)をします。

     
          □ まず、3分の1程度、用土を入れます。

     
 □ 大苗の根っこに、発根促進剤の珪酸塩白土「ミリオン」のふりかけ。

     
       □ 接ぎ木部分が土の表面のすぐ上に出るように、
         調整しながら、かつ、固めながら土を入れます。

     
       □ 鉢底から水が出るまで、たっぷりと水遣りします。

               「レディ・オブ・メギンチ」
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England)
  
◇ 北向きの玄関だが、お客様を迎えるところに、これまでバラはなかった。
  鉢植えを置いたこともあったが、春分前後からは日当りの良くなる場所。
  半日蔭でも大丈夫と思われる3品種を植え付けてみた。
  3時間くらいの作業くらいで疲れたが、春が楽しみになる。

     
  □ 今日のバラの植え付け作業を、門扉の上から見ていた「ビオラ」
    空気は冷たいのですが、冬の青空もすがすがしい気分がしました。
コメント (6)
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