折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

花、六月

2009年06月16日 23時10分33秒 | 芒種
                □ 百合の大輪が咲きました。

     
          □ けさ、ゆるやかに咲き始めていました。
   
   (una poesia di oggi)
        六月や 川音高き 思川     後藤夜半

     
               □ 色を濃くする紫陽花
   
   (una poesia di oggi)
        紫陽花の 浅黄のまゝの月夜かな    鈴木花蓑

     
              □ こちらも、仄かなともし火
   
   (una poesia di oggi)
        あけがたや 額の咲くより 空ひくゝ  石橋秀野
 
     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
   
   (una poesia di oggi)
        空梅雨の 日輪病みて 鶏鳴けり   高橋淡路女

     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
                少しずつ、咲き進んでいました。
   
   (una poesia di oggi)
        もの思へば 沢のほたるも わが身より
          あくがれ出づる たまかとぞ見る  和泉式部

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          地植えにして、生長著しい株になりました。
   
   (una poesia di oggi)
        芒種とふ こころに播かん 種子もがな 能村登四郎

     
                 □ ヘリテージ
          (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
              あくまでも、じっくりと…。
   
   (una poesia di oggi)
        かすかにも 顔明りあり 五月闇    鈴木花蓑

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
          まんまるカップ咲き、梅雨の時季の二番花。
   
   (una poesia di oggi)
        夏は夜。
        月のころはさらなり、
        闇もなほ、
        蛍のおほく飛びちがひたる。
        また、ただ一つ二つなど、
        ほのかにうち光りて行くもをかし。
        雨など降るもをかし。
                        清少納言 枕草子

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England) 
   
   (una poesia di oggi)
        時の日の 花鬱々と 花時計       下村ひろし

               □ 体調を崩しやすい季節です。
                 皆さん、お身体にお気をつけ下さい。
      
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする