折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、二番花に敬意を表して。

2009年06月14日 22時22分00秒 | 芒種
         □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999/J.W.Radler/USA)
             花の終りのピンク色を剪定したのちです。

◇ バラの一番花が、狭い庭に乱舞してまだ三週間あまり。
  六月に入って、あちらこちらにバラの二番花が開花しはじめました。
  先月は一季咲きのオールド・ローズが混じってましたので、豪華絢爛なさま。
  気温と湿度と日照等の環境が違いますが、二番花も十分にゆかしい姿です。

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
            日曜日の午後、東側は半日陰です。
           向かって右側、アナベルが開花直前…。

     
        □ カップ咲きからクォーター・ロゼット咲きへ。
            二番花は、やや濃いめの色です。
          一つ上(↑)の画像が、実物に近い色です。

◇ バラの一番花は、こちらの期待と不安が拮抗する中を自信満々に咲きます。
  それは私には、優雅で、ときに眩しいくらい華麗にさえ感じられます。
  でも二番花は、一番花のそんな華やかな様子を経験しているからでしょうか。
  あくまで密度の濃い、その成長した花の姿には品格さえ漂うように思えます。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England)
         こちらはさっぱりと、始まりは中輪のカップ咲き。

     

     
         □ このバラの葉っぱは、「七枚葉」です(左下)。
           一番花を剪定した跡、わかりにくいでしょうが…。
           茎の途中、初々しいシュートの先に蕾(右上下)。

     
     □ 今シーズン終了後、リビングの横に地植えの予定です。

◇ 梅雨に入って、連日の夏日の中を、日替わりで咲いてくれる二番花たち。
  真っ赤な半八重、緋色にも見える真紅のクォーター・ロゼット咲き、
  深いローズ・ピンク、オレンジ、そしてミディアム・イエローのカップ咲き。
  狭い庭のごく一角でも、どこか上品に見えるのが不思議(自画自賛)です。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
            この二番花は、蕾も充実しています。
              印象的な深いオレンジ色です。

◇ 私みたいなところにこうして咲いて「良かった探し」も不要なくらいです。
  毎日毎日、咲いたバラを載せ続けることにしています(敬意を表して…)。
  バラが咲いてゆとりが生まれ、余裕のある心でバラに接することができます。
  そんな相乗効果を、今シーズンになってから、この二番花に感じています。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude The Obscure/S/1995/D.Austin/England)
        三年目、生育旺盛な品種、勢いを感じる広がりです。

     
          □ 爽やかさを感じさせるカップ咲きです。

     
                   □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
         こちらも一番花とは装いを新たな色、二番花の蕾。
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