□ 1973年11月発売でした…。
◇ 私は原則、会社へはバス通です。
五月晴れの夕方、帰りのバス停に10分ほど待っていました。
◇ 大分は、ちょうど空の十字路、つまり航空路にあたっています。
そのバス待ちの間、まず西から東へ頭上高く、
真っ白な細い飛行機雲を従えて、飛んで行きました。
あれは、伊丹か羽田か…。
東京なら、まだ1時間余りの空の旅。
そう、勝手に思いました。
ポカーンとして、見えなくなるまで飛行機を見送るのが、
好きです。
◇ そのすぐあと、もっと南の空の方を、
今度は東から夕陽の眩しい西へ向かって、
もっともっと細い2本の白い筋を残して、
また一機、飛び去って行きました。
強い南東の風に流されそうになりながら、
あれは高度・方角から見て、きっと上海行きかなあ…。
少なくとも中国路線と、勝手に決め込ました。
◇ 気がついたら、この歌を口ずさんでいて、
ちょうどいいサビのところで、バスが来ました。
(una poesia di oggi)
ひこうき雲 荒井由実
白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる
空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
※ 以前、もしかしたら、この詩はアップしたことが
あったかもしれません。
◇ 私は原則、会社へはバス通です。
五月晴れの夕方、帰りのバス停に10分ほど待っていました。
◇ 大分は、ちょうど空の十字路、つまり航空路にあたっています。
そのバス待ちの間、まず西から東へ頭上高く、
真っ白な細い飛行機雲を従えて、飛んで行きました。
あれは、伊丹か羽田か…。
東京なら、まだ1時間余りの空の旅。
そう、勝手に思いました。
ポカーンとして、見えなくなるまで飛行機を見送るのが、
好きです。
◇ そのすぐあと、もっと南の空の方を、
今度は東から夕陽の眩しい西へ向かって、
もっともっと細い2本の白い筋を残して、
また一機、飛び去って行きました。
強い南東の風に流されそうになりながら、
あれは高度・方角から見て、きっと上海行きかなあ…。
少なくとも中国路線と、勝手に決め込ました。
◇ 気がついたら、この歌を口ずさんでいて、
ちょうどいいサビのところで、バスが来ました。
(una poesia di oggi)
ひこうき雲 荒井由実
白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる
空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
※ 以前、もしかしたら、この詩はアップしたことが
あったかもしれません。