ルクセンブルクでは非常にめずらしく、パルジェン以外の選手の話題です。
おなじみ「International Gymnast」誌の取材を受けたのは、17歳のクリストフ・ラザラン選手。「痛みばかりの2年をへて、輝きを取り戻す理由を見つけた」と題した記事によりますと、今年に入って出場した競技会で71.800、73.800、75.800としだいに得点を伸ばしているラザラン選手。欧州小国選手権(6月・キプロス)でも好成績を上げました。しかし07年に両親が離婚してからケガが多く、脚のつけ根、太ももなどを痛め、学校の成績も下がるという苦難の2年間だったそうです。その後母親の激励と、ルクセンブルクに新しくできたスポーツ学校への入学により、やる気もアップ。成績もよくなってきたそうです。もちろんお手本は北京五輪代表サーシャ・パルジェン。
「国際大会で好成績を上げれば、ルクセンブルクに注目を集めることができる。ここ数年のパルジェン選手のようにね」
と話すラザラン選手の当面の目標は来年の欧州ジュニア選手権。ぜひがんばってね。
英語でよかった・・・