北欧の話題です。下のほうでご紹介したシェルボ杯で、スウェーデンの男子が好成績を上げたということです。
ビヨルン・スランボルは個人総合で5位、ジョージ・フーは7位となり、2人とも種目別決勝にも出場しました。コーチはこの結果に非常に満足しており、世界選手権にも期待がもてるという話です。ということは、この2人が出場するということでしょうか・・・？
で、女子はというと、たぶん以下のメンバーが世界選手権代表に決まったようです。
イーダ・ジョンソン
ベロニカ・ワグナー
アレクサンドラ・オルソン
マリア・エドナー
明らかに東洋系の選手が一人いますが、東洋っぽい姓が見当たらないので、誰なのか私にはわかりません。
ワグナーは北京五輪代表ワクを獲得しながらケガで辞退した選手（たしか自分では出られる！と言ったのに連盟が辞退させたのではなかったかな）映像を見ると、北京に行って競技を観覧していたようです。もう完全復活のようです↓
男子のウエアは意外にも黄色×黒。スウェーデンは非常に情報量の多いサイトです。
オクサナ・チュソビチナ（独）が、右腕を痛め手術を受けることになり、回復に3か月かかるとみられるため、世界選手権（10月13日～18日・ロンドン）は欠場するそうです。
ケガが多すぎてよくおぼえていませんが、たしかアキレス腱断裂、肩の手術などをしたのではなかったでしょうか。そこから再起したとたんのケガに本人もコーチも落胆しているようです。キム・ブイ、マリー・ソフィー・ヒンデルマンらは調子がよく、おそらくこの2人は代表入りするだろうとのことです。いちおう国内選考がおこなわれたらしく、代表候補は
アンジャ・ブリンカー
キム・ブイ
オクサナ・チュソビチナ
マリー・ソフィー・ヒンデルマン
マイケ・ロール
エリザベス・サイツ
の6人に絞られているようです。ここからチュソビチナが脱落ということでしょう。
ベラルーシでシェルボ杯（9日～11日・ミンスク）がおこなわれ、地元ベラルーシ勢が活躍を見せました。
・ベラルーシ、シェルボ杯で活躍（International Gymnast）
＜女子個人総合＞
1. イワネツ（ベラルーシ） 55.250
2. ザイツェワ（ベラルーシ） 54.300
3. ロジャース（カナダ） 53.800
＜男子個人総合＞
1. フォキン（ウズベキスタン） 88.150
2. シャティロフ（イスラエル） 85.200
3. ギシ（スイス） 85.200
全体的に点数は低めだったようです。ほかに、ピハン＝クレシャ（ポーランド）らが出場。女子優勝のイワネツは年齢制限のため世界選手権に出られません。フランス男子はけっこういい顔ぶれを送りこんだようで、あん馬、つり輪、鉄棒で優勝しました。ビタリー・シェルボは現在ラスベガスでジムを経営。今年、国際殿堂入りを果たしました。
↑この二人は8月末からモスクワ近くのロシア国立トレーニングセンターで練習をしてきたそうです。
