今年の世界選手権(10月17日~24日・ロッテルダム)の男子代表選考方法が決まったそうです。
個人総合の上位3人と、それ以外の選手で種目別ポイント上位3人。
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ここからは私の勝手な見解です。
このようにはっきり線引きをしておけば選考の際、文句が出ない点ではよいと思います。結果をふまえて話し合いで決めるとなると、マラソンや柔道などのように文句が出ますからね。・・・しかしこれだと、団体としてのバランスはどうなるかわかりません。個人総合3人の弱い種目を、うまく種目別の3人がカバーできるでしょうか。得意とする種目がかさなってしまう可能性もあります。適度なバランスが保てたとしても、それがベストとは限りません。
何が言いたいかというと、米国のようにコンピューターによるシミュレーションも含め、話し合いで決めたメンバーで一度やってみたらどうか、と思うのです。これを試すには、ハッキリ言って今年しかありません。今年のアジア大会なんか絶好のチャンスだと私は思います。線引きで決めた世界選手権と、話し合いで決めたアジア大会の代表で、どちらがよかったか比べてみてもいいんじゃないかと・・・。
私がこう思ったのは、米国男子が北京五輪の補欠の繰り上がりを決める際、補欠3人に順位をつけず、「抜けた選手をカバーできるベストな選手は誰か」を検討して決めたことがきっかけです。米国男子はもともと代表選考も話し合いで決めています。
まあ、文句が出るといけないから、日本としては現状でいいんでしょうかね・・・。
一度ぐらい試してみればいいのに・・・。