まだムカムカしますが、気をとりなおして・・・
私の最大の喜びは、海外メディアが日本の選手を称賛する記事を発見することです。男子予選での内村航平選手について、おもしろい記事がありましたのでご紹介します。ワザの英語は私には訳せないので省略し、それ以外の部分をざっとまとめました。演技した種目順に書いています。( )内は私のコメントです。
・男子予選 第2班現地レポート(Examiner.com)
<一種目め:あん馬>
興味深い班。内村がはたしてどこまでやれるか・・・。
いよいよ内村登場。下りワザでやや苦労するが15.133。WOW!
やや慎重な演技は、わずかなミスでも痛みがあるからだろうか。それにしてもこの得点に異存はない。
<二種目め:つり輪>
もし本当に肩が痛むなら、この種目も難関のはず。ウォームアップはせず。
WOW! まるでケガなどしていないよう。着地もピタリ。
<三種目め:跳馬>
終わった二種目の演技を思い返すと、内村のケガは本会場練習で感じたほど悪くないのかも。あるいは、実際悪いのだが内村が超人なだけか?
ジャパンカップと同じように決めた!もう、まったく、もう・・・(言葉を失う記者)
<四種目め:平行棒>
本会場練習の出来では選手を判断できないということの証明のような(みごとな)演技。
<五種目め:鉄棒>
大きく両腕を広げ、着地はわずかに前にはずんだだけ。素晴らしい演技。
<六種目め:ゆか>
内村、ごく軽いウォームアップのみ。
ボクサーのように、内村は直前までグラウンド・コートに身を包んでいる。やがて壇上に立つと、おもむろにコートを脱ぎ、コーチに手渡した。そしてゆかに歩を進め、演技に入った(小説みたいな文章です!)とちゅう両手をつくが・・・素晴らしい三回ひねりで、着地わずかにはずむ。
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また、<ファッション・メモ>としてこんな記述がありました。
寒さ対策として、日本男子は演技していない時は厚手の白いグラウンド・コートを着て歩き回っている。バスローブほどの丈がある。
おなじみの女性記者ですが、内村に魅了されているようすがわかります(私のヘボ翻訳では十分に伝えきれませんが・・・)「ボクサーのように~」のくだりがいいですね。目に浮かぶようです。
団体決勝も個人総合決勝も、がんばってくれ~!レアアースぐらいでエラそうにする国に負けるな~!