オランダ体操連盟は、ユリ・バンゲルダーの欠場理由を
「コカイン使用」であると認めました。
・バンゲルダー、またコカイン(International Gymnast)
13日、オランダ体操連盟会長のGeukers氏が会見で明らかにしたもの。前日の発表ではチームマネージャー(写真)が「個人的な性質の医学的理由」とし、バンゲルダーの弁護士もコメントを拒否していましたが、このことがまたコカインをやったのでは、という憶測を呼んでいました。
今回、オランダのメディアはこのあいまいな発表にきびしい反応を示し、バンゲルダーと連盟を批判。「茶番だ」「ちゃんと答えるべき」などと書く新聞もあったそうです。
会見した会長は、開幕直前のスキャンダルが大会に影を落とすことについて謝罪し、「関係者や本人の努力にもかかわらずこのような結果になったことは残念」と話しました。
二度目となると自動的に選手生命は絶たれ、オランダの法により裁かれる可能性もあるということです(大麻に寛大なお国柄ですが、このへん、どうなんですかね?)
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また、大会公式サイトによりますと、真相を明かさないままではチームや大会関係者、体操界全体の評判に悪影響を及ぼすとして、公表に踏み切ったということです。ドーピング検査でひっかかったわけではなく、こっそりドラッグを使用しているのが発見されたそうです(ホテルの部屋ででもやっていたんですかね?)
なお、かわりにカルロ・バン・ミンデが出場します。地元開催ですし、この際がんばってほしいものです。
薬物のおそろしさを痛感します。彼の場合、しかるべき施設で治療を受けたにもかかわらず、やめることができない・・・。絶対手を出してはいけないモノなのですね