英国で、女子の現役と元選手ら17人が、英国体操連盟を相手取って集団訴訟を起こしました
・BBC Sports
昨年あたりからコーチの選手に対する身体と言葉による暴力を告発する選手や元選手が続出しており、ついに訴訟に発展したもよう。原告は15歳から43歳までの選手と元選手。ニコール・パビエさん(17歳で引退し、現在は24、5歳)もその一人。性的虐待などは含まれておらず、申し立てをざっくりまとめますと、
・身体的な暴力
・ケガをしている選手に無理に練習させた
・危険な演技を練習させた
・虐待や有害ともいえる指導
・行き過ぎた体重管理指導
・いじめや脅しともいえる行動
など。各クラブにおけるこうした行為を見逃した連盟の責任を追及するもの。具体的であるような、ないような・・・おもに女性コーチによるもののようです。
選手らが声を上げ始めてから、ダウニー姉妹やティンクラーも同様の経験があると発言しましたが、原告に含まれているかは不明
ロンドン五輪で米国女子チームの監督をつとめたジョン・ゲダート氏(63)が25日、自殺しました
・CNN
・スポニチ
人身売買や性的虐待などの容疑でミシガン州に訴追された直後の自殺。高速道路の休憩エリアでということですが、詳細不明。
チームドクターだったラリー・ナサール医師の実刑判決後、2018年に資格停止処分を受け表舞台からは退いていたようです。ナサール医師と同じ体操クラブが犯罪の舞台のようですが、両者の関係についてゲダート氏は否定していたもよう。
別記事などによりますと、「人身売買」は選手をどこかに売り飛ばしたりということではないようです。
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ちなみにロンドン五輪米国女子代表は、
ダグラス、ウィーバー、ロス、レイズマン、マロニー
でした。