国際体操連盟(FIG)は執行委員会のネット会議(24日~25日)をおこないました
体操、新体操、トランポリンの選手委員の選挙を、今年の世界選手権(10月・北九州)中におこなうことや、ルールなどについて話し合い、決定しました。
・FIG
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国籍変更は1件で、
タラ・ドネリー アイルランド→英国
3月17日から有効。代表になりやすい国から強豪国への変更は珍しいのですが、どうやら2014年ごろまで英国代表で、2015年ごろからアイルランド国籍に。今回また戻すという形のようです。現在は英国の大学の学生のようで、22歳。一度変更して戻した選手としては、
チュソビチナ(ウズベキスタン→ドイツ→ウズベキスタン)
パクニューク(ウクライナ→アゼルバイジャン→ウクライナ)
などがありますが、かなり珍しいと思います
エリートカナダ(3日~21日)女子は、1日分だけ採点が終了しています
<女子個人総合>
1. ブラック 55.100
2. スチュワート 53.200
3. ウー 52.300
ブラックが「優勝」といった記事は見当たりませんので、まだ確定ではないのかもしれません。3日~9日が映像受付、12日~14日が審査と採点とされていました。女子は3月と4月に同様の映像による「バーチャル」大会をおこなうそうですが・・・よくわかりません
2位につけているアバ・スチュワートはシニア1年目の選手だそうです
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昨年のアメリカンカップ(2020年3月・ミルウォーキー)以来の演技となったエリザベス・ブラック(25)
・オリンピックチャンネル
映像を送って審査するという初の「バーチャル」形式でおこなわれたエリートカナダ(3日~21日)男子の結果
・カナダ体操連盟
<男子個人総合>
1. ティンダル 161.488(79.899+81.589)
2. ザカトニー 160.955(78.798+82.157)
3. カジ 154.687(76.281+78.406)
米国のオハイオ大の学生ジェス・ティンダルが優勝・・・ですが、記事の写真
がザカリー・クレイ(4位)なのは、
4. クレイ 151.281(83.173+68.108)
と、1日目の得点が1位だったため。2日目の跳馬で失敗し0点となり、2日間合計では4位になってしまいました
ということは、何度か演技して一番よかった映像を送るのではないということでしょうか・・・
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11日~17日が映像受付、19日~21日が審査と採点でした。2日間の合計点で順位を決めたようです。ジュニアは省略しますが、新型コロナの影響でジムが閉鎖中の地方もあり、出場(というか映像の撮影)ができなかった選手も少なくないとしています
カナダは先進国の中ではワクチン接種が遅れているとされています(日本よりマシですが)
ウインターカップ(26日~28日・インディアナポリス)が開幕。26日は男子の1日目をおこないました
・USA Gymnastics
・大会サイト
<男子個人総合>
1. ボック 84.150
2. ルース 83.250
3. モルダウアー 82.600
ミシガン大のキャメロン・ボックが優勝。2位はスタンフォード大のライリー・ルースでした。
出場した27人のうち全種目おこなったのは20人で、80点以上を出したのは5人。個人総合は1日だけの演技で順位が決定し、種目別決勝は28日におこなわれます。ミクラック、モディは欠場。無観客で開催されています。
<各種目1位の選手と得点>
ゆか ルース 14.250
あん馬 ヨーダー 14.650
つり輪 ディアブ 14.850
跳馬 ルース 14.750
平行棒 モルダウアー 14.300
鉄棒 キンブル 13.850
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ボックのプロフィール。マスクをしている方が男前とか言ったら怒られるでしょうか
・ミシガン大