体操の欧州選手権(4月21日~25日・バーゼル)まであと1か月になりました
開催国スイスでは、新型コロナの影響で屋内スポーツへの制限が解除されず、関係者は不満なようです
・Inside the Games
スイス政府は22日に制限を緩和する予定でしたが、結局緩和されたのは、「家庭での集まりの上限人数を5人から10人に」しただけ。引き続き屋内スポーツは活動できず、屋外スポーツイベントは無観客でしか開催できません。これにスイス五輪委員会のスタール会長(53)は落胆し、「スポーツ活動の欠如は精神的、身体的な健康に悪影響を及ぼす」として、活動の再開を求めました。
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記事によればスイスの新規感染者数は14日に10月以降で最少となったものの、すぐに再び増加に転じました。ワクチン接種率は人口の約6.4パーセント。なかなか接種が進まない背景もあるようです。欧州選手権のような大会はたとえ無観客でも開催できないはずですが、特例として認められたのではないかと思われます。
・swissinfo
スイス 日本
感染者累計 約 581,000人 約 454,000人
治療中 約 36,000人 約 13,200人
死者累計 約 10,000人 約 8,800人
新規感染者 約 1,750人 約 1,500人
人口 約 870万人 約 1億3千万人
ドイツ女子の試技会が20日、おこなわれました
・ドイツ体操連盟
欧州選手権(4月21日~25日・バーゼル)代表の一次選考。7人が参加し、全種目演技したのは4人でした。
1. ブイ 53.500
2. マレウスキ 51.200
3. サイツ 50.550
4. ヒンスベルガー 49.900
大会とは言えないもののそれらしいものは今年初とあり、コッホ監督によりますと選手らは緊張気味だったそうですが、キム・ブイ(32)が力を発揮。2位のマレウスキと4位ヒンスベルガーはシニア1年目の選手。サラ・ボスは(たぶん)身近に新型コロナ感染者が出たため2週間の隔離期間を終え復帰したばかりで、2種目だけ演技しました。
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コーチの資格停止問題で「擁護」「告発」と真逆の立場にある2人はそれぞれ、
擁護側 シェーダー ケガの影響で遅れをとっている
告発側 シェーファー 大学進学のための試験「アビトゥーア」受験
のため試技会を欠場し、微妙な空気は回避できたもようです。どちらも欧州選手権には出ない見通し。2人の見分け方?などはこちら(過去記事)
フランスが、欧州選手権(4月21日~25日・バーゼル)の男子代表を発表しました
・フランス体操連盟
29日、選考委員会で決定したもので、代表6人、補欠4人。
アイサイド、トマソン、フラスカ、
フィリップ、ゴボー、サラディーノ
補欠 ゾナ、ドゥグイ、オスベルジェ、フロラン
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奇数年はシニアのみで、団体はありません。無観客でおこわれます。
ずーっと名前を見なかったので引退したのかと思っていたジム・ゾナが補欠に。
フランス男子はアイサイド、トマソン、フラスカが東京五輪出場を決めています。女子は団体出場。
ハンガリーで、女子の国内団体戦がおこなわれました
・ハンガリー体操連盟
今年初の大会らしい大会で、8チームが参加。(たぶん)1チーム5人で、少なくとも1人はシニアであること。各種目で必ずシニアが演技すること・・・などの条件があったようです。今回は1回戦で、あと数回おこなうもよう。順位と得点は省略しますが、コバチ、ボゾゴら代表級の選手が各チームに散らばっていて、コバチのチームが首位にたっています。
コバチは、完全に満足できる内容ではなかったとしながら、「次の大会へのよい調整になった」などと話しています無観客でおこわれました。
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新型コロナの状況は・・・
ハンガリー 日本
感染者累計 約 561,000人 約 454,000人
治療中 約 176,000人 約 13,200人
死者累計 約 18,000人 約 8,800人
新規感染者 約 11,000人 約 1,500人
人口 約 970万人 約1億3千万人
最近の新規感染者数は、ハンガリーはなぜか急激に増えていて1日当たり約1万1千人、日本は約1,500人。
先週首都ブダペストでおこなわれたフェンシングの国際大会では、日本選手を含め8人に陽性反応が出てしまいました
・ロイター
・NHK