イタリアで女子の「イェーゾロ杯」がおこなわれましたが、欧州男子の方が気になったのでスルーしていました
・・・が、エリザベス・サイツ(独)がこの大会で国際大会に復帰したそうです
・GYMmedia
段ちがい平行棒で14.000点を出したと書かれています。昨年9月上旬アキレス腱を断裂し、リハビリは完全には終わっていないそうです。ドイツ女子はパリ五輪団体出場を逃し、
①個人1(自由に選べる)
②シェーファー(個人総合)
③ボス(種目別ゆか)
の3ワクを確保。①を誰にするかは6月のはじめに決めると記事では書いています。もしサイツに決まれば、ロンドン、リオ、東京に続き4大会連続となります。これまでの報道では、昨年9月下旬に足首のじん帯を断裂したエマ・マレウスキも候補だとされています。
新欧州王者、マリオス・ゲオルギオウ(キプロス・26)の喜びの声と、表彰式のもよう
・European Gymnastics
・キプロス五輪委員会フェイスブック
「今日は自分の体操人生でもっとも重圧のかかる日だった」「でも最後にはうまくいった」と喜びを語りました。2位ベルニャイエフ(ウクライナ)は、すでに(同大会で)金2個と銅1個があり、「今回は銀メダルが取れたから、全部揃った」と満足げ。
パリ五輪出場への最後のチャンスに力を発揮し、優勝までしてしまうとは、素晴らしいですね
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いちおう団体予選の結果も
<団体予選>
1. ウクライナ 253.661
2. 英国 251.028
3. スペイン 249.195
4. スイス 249.194
5. イタリア 249.162
6. トルコ 246.093
7. イスラエル 246.061
8. キプロス 245.195
8位までが決勝進出。五輪団体出場国が上位を占め、スペイン、スイスの団体力はさすが。ドイツ、オランダは予選落ち。キプロスはゲオルギオウの活躍もあり決勝へ。
男子欧州選手権(24日~28日・イタリアのリミニ)のシニア予選(個人総合はこれが決勝)が終わりました
・European Gymnastics
<個人総合>
1. M. ゲオルギオウ(キプロス) 84.265 🌸
2. ベルニャイエフ(ウクライナ) 84.031
3. アバディーニ(伊) 83.765
4. ジャーマン(英) 83.431
5. メサロシュ(ハンガリー) 83.398
マリオス・ゲオルギオウ(キプロス・26)が欧州男子最後の「五輪切符」をゲットしかも有力選手を抑え堂々の1位で決めました。リオ、東京に続き3大会連続。
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個人総合ではおなじみの選手で、ジュニア時代から国際大会に出場。欧州選手権、地中海大会、コモンウェルスゲームズなどでメダルも獲得。オールラウンダーですが種目別のメダルはあん馬、鉄棒が多いもよう。昨年の世界選手権(アントワープ)はケガのため欠場していたそうです。
・キプロス五輪委員会フェイスブック
トヨタがスポンサーになっているもよう
これで欧州男子のパリ五輪出場ワクはすべて埋まりました。開催国フランスは「1人」にとどまりました