ヨーロッパ人でもないのに気になる男子欧州選手権(24日~28日・イタリアのリミニ)
・European Gymnastics
シニア予選1組(全3組)終了時点で、
<個人総合>
1. メサロシュ(ハンガリー) 83.398
2. シュミット(オランダ) 81.333
3. ヘッゲムスネス(ノルウェー) 80.865
4. バラズ(ハンガリー) 80.365
5. ルンブティス(スウェーデン) 79.465
太文字が、パリ五輪出場権の対象者。実力者が上位にきて、12点台を出さずに耐えたヘッゲムスネス(ノルウェー)が今のところ(対象者の中で)首位
第2組 フィンランド、キプロス、フランス、アゼルバイジャン
第3組 アイルランド、ポルトガル
最後の第3組にこれといった選手がいないので、未知の若手が出てくる可能性はありますが、第2組で大勢が決するかもしれません。
W杯カタール大会(17日~20日・ドーハ)でメダルを獲得し、笑顔のマリアーノとソウザ(ブラジル)ですが・・・
・ブラジル体操連盟
パリ五輪団体出場を逃したブラジル男子は、
①個人1(自由に選べる)
②ディオゴ・ソアレス(個人総合)
の2ワクだけ確保(これ以上増えることはない)あとは①を誰にするかブラジルが決めることになり、報道ではこの2人に候補がしぼられたようですが選考方法は明らかにされていません。メダルの可能性狙いでスペシャリストをもってくる場合もあり、予断を許しません。同様の国は、
<男子>
ブラジル、韓国、ベルギー
<女子>
ドイツ、メキシコ、ハンガリー
の6か国。ブラジル女子は団体出場を決めています。
あのあとケガ人を出さずに何とか本会場練習まで終えたらしいフランス男子
・フランス体操連盟フェイスブック
当然ながらオールランダーを揃え、レオ・サラディーノ(写真)が有力候補。ジム・ゾナもかつての力を発揮すれば期待大。82点台の力をもつオズベルジェの負傷欠場が何とも痛い
アクセル・ブレーシュ
アレクシス・ブラン
キャメロンリー・ベルナール
レオ・サラディーノ
ジム・ゾナ
サミル・アイサイド(個人)
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こちらも「最後の1人」がかかるノルウェー。まだ五輪出場権のない有力なオールラウンダーが多く厳しい戦いになるだろうとしています。特に名前はあげていませんが、エースヘッゲムスネスが最有力候補。朝10時スタートの最初の組になったのがどう影響するか
・ノルウェー体操連盟
最近はあまり名前を見ませんが、カニンガム(アイルランド)、アルメイダ(ポルトガル)、東京五輪代表のルンブティス(スウェーデン)なども気になります。
男子欧州選手権(24日~28日・イタリアのリミニ)がいよいよ開幕します
・European Gymnastics
このプレビューに名前が出ている選手はすべてパリ五輪出場ワクの欧州男子「最後の1人」に関係ありません(ウーデが全種目おこなうとは考えられないため)。シニア予選が終わる
24日 18:45(現地)
25日 03:45(日本)
に決着する予定
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「最後の1人」の有力候補、ティコノフのいるアゼルバイジャン
・アゼルバイジャン体操連盟フェイスブック
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昨年の世界選手権(アントワープ)の予選を参考にすると、
24. リウビモフ(イスラエル) 81.398 対象外
31. エルガシェフ(ウズベキスタン) 80.665 決定済み
32. ティコノフ(アゼルバイジャン) 80.630
33. ヘッゲムスネス(ノルウェー) 80.499
39. キルメス兄(フィンランド) 79.631
40. ゲオルギオウ(キプロス) 79.464
など。手がかりになる資料が少ないのですが、ティコノフは同年世界ユニバでも79点台後半を出し安定感のある選手。ここに名前はありませんがサラディーノ(仏)、コスキ(フィンランド)も80点台を出す力をもっています。未知の若手が出てくる可能性もあり、予想不可能