今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

北区立中央図書館

2008年07月21日 | 東京周辺
先月末にオープンした東京北区の中央図書館(赤レンガ図書館)に行ってみた(写真)。
日頃は”国立”や”都立”の図書館に通っている者としては、格下の”区立”図書館なんて眼中にないのだが、新規開館の”中央”図書館ならば設備も少しは期待できる(権威に弱い)。
何しろ、赤レンガなのがいい。
この赤レンガは旧陸軍の兵器工場跡で、実は私の母が戦時中の女学校時代に弾薬造りに動員されて通った所。
それが図書館に生まれ変わり(隣は今でも自衛隊駐屯地)、くしくも60年以上たってその息子が同じ場所を訪れることになる。

国会図書館が休みの日曜に行って見た。
まずは腹ごしらえに赤レンガ部分を使ったレストランに行く。
雰囲気は確かにいいが、パスタなど一食800円以上とは、国立・都立図書館では500円で済んでいた身にはちょっと高すぎ。

広い館内は木の床で、本も雑誌も多い(開館時は30万冊。やがて50万冊)。
座席数はなんと450席もあり、”区立”としては別格の規模。
これなら使える。

閲覧用の机は壁側にあり、向かい合わせでないだけ集中できそう。
それに研究作業用のパソコン付き個室もある(要予約)。
普通のパソコン専用スペースは向かい合わせのテーブルで一人当りの空間はちょっと狭い。
あとガラスに仕切られた中高生優先席などがあるのもめずらしい(試験勉強しやすい)。
日曜ということもあり、満席だったが、ちょっと待っていると壁側の席が空いた。
卓上照明もしゃれている。
室温は28℃だが、暑くは感じない。
最寄り駅は東十条と十条なので、帰りに池袋に立寄ってもいいし、
コミュニティバスで駒込に出てもいい。
国会図書館が休みの日曜に利用するか。