今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

不要物に囲まれている

2012年09月17日 | 生活
夏休みで空けていた名古屋宅の掃除を(久々に)した。
混乱した室内の片づけが主だったが、
それをして気づいたことは、
室内にあるものの半分は実は不要物だということ。
室内を見渡すと、実に要らない物に囲まれている。
そして見えない所に要らない物がもっと隠れている。

それらが捨てられずにいる唯一の理由は、
「まだ使える」ため。
行動経済学的に言えば、心理的な”減価償却”が済んでいないため
(だから高価なものほど捨てづらい)。

でもそれは「使う」ではなく、
「まだ使いたい」でもない。
使うつもりはまったくないのだ。

使えるものを捨てる後ろめたさ。
最後の「捨てる」ことへの躊躇。
この”躊躇”の累積が室内を不要物の倉庫にしている。

物を新たに買うなら、その代りひとつ捨てるというルールでも作るか。
でもこのルールを励行しようとすると、新しい買物の方を躊躇するようになるだろう。

書籍に関しては、電子化(自炊作業)によってこの躊躇は解決できるようになった。
だが書籍以外の物はどうするか。
遅かれ早かれ、「捨てる」以外に選択肢はないようだ。