大学の長い”夏季休業”の締めくくりとして、そして先週末に論文を書き上げた”慰労”として、
東京発で1泊の温泉旅に出た。
行き先は、群馬の榛名山。
せっかくなので、山にも登りたい。
だから宿は中腹の「伊香保」温泉街ではなく、山上の榛名湖温泉(一軒家)。
榛名といえば、小学校六年の時の林間学校の地で、しかも小三の時に姉の林間学校の時にも行ったので、
過去二回泊まった。
高崎からの路線バスは、おそらく我が小三の時と同じ路線で、やたら長い(小三の時はバスに酔った)。
長いバスも終点の湖畔で風景が一転し、カルデラの山々に囲まれた山上の湖。
まずは榛名の最高峰の掃部(かもん)ヶ岳に登る。
途中の覗き岩から榛名富士と榛名湖が一望(上写真)。
天気は悪化傾向だが、今日はなんとかもちそう。
榛名湖の北岸を宿に向かう時は、ガイガーカウンターのスイッチを入れた。
何しろ、榛名湖は隣の赤城大沼とともに群馬のホットスポットなのだ。
しかもわが「SLOWLY」のリンクで確認するとどちらも北岸が高い。
掃部ヶ岳の山頂は0.1μSv/hと低かったが、
北岸の道路上で地上1cm,β線込みで0.4に達した。
やはり高い。
今回の宿「ゆうすげ元湯」はどうも立地からみて、
文京区の林間学校の跡地な気がする。
ということは、3回目の宿。
ちなみにこの宿付近は0.2μSv/h。
榛名は、交通が便利な割りに、山上は乱開発されず、自然の風景が残っている。
山に囲まれた静かな山上の湖の湖畔に1人たたずみ、
心地よい孤独を味わう。
山の上の湖の静かな湖畔って大好き。
翌日は残念ながら雨が止まず、
榛名富士に登るのは諦め(小六の時に行ったから)、
榛名神社参拝の寄り道だけにした。
パワースポットといわれる榛名神社(右写真)では、ガイガーの他に地磁気を測った。
放射線は正常値。
地磁気は鉄灯籠の前が31μTとちょっと低めだった(他の地は35~45)。