今回の旅は、三遠(三河・遠江)の準定宿を巡る。
前回が南信(分杭峠)だったから、これで花祭り・五平餅の文化圏”三遠南信”を巡ることになる。
まずは目指すは浜名湖の準定宿(ホテルグリーンプラザ)。
東名高速を使えば名古屋から1時間で着いてしまうので、あえて1コ手前の「豊川」インターで降り、
愛知・静岡県境(三河・遠江国境)で時間をつぶす。
行き先は豊橋の東にそびえる三角帽のような石巻山(いしまきさん、358m)。
この山、新幹線が名古屋方面から豊橋に差しかかるとその山容のせいでいつも眼に留まるのだが、
豊橋の市街には出向いても、あえてこの山に行く用事がないため、ずっと行きそびれていた。
「石巻山登山口」なる交差点を曲がって、細い道を車で上る。
「石山荘」という宿の脇の空き地に車を止め(ここで眼下に豊橋市街が一望)、石巻神社をかすめて、山頂を目指す。
低い山で、しかもかなり上まで車で来たから、すぐに着くだろうと思っていたが、案内標で「20分」とあり、
あいにくの梅雨空で湿気が高いため、汗びっしょりになってやっと石灰岩がひしめく山頂に着いた(写真)。
山頂は露岩でしかも独立峰的なので、周囲の眺めはいい。
西側の豊橋中心街はもちろん、南側の渥美半島の付け根まで市街地が伸びているので、豊橋の市街地の面積はけっこう大きいことがわかる(愛知第2の都市だし※)。
※:訂正:2024年の時点では、名古屋、豊田、岡崎、一宮に続く第5の都市だった。
石灰岩はけっこう滑る(水に溶ける)ので慎重に下って、汗でぬれた長袖シャツを脱いで、下着の速乾シャツ一枚になって、山を下り、本坂トンネルを抜けて遠江に入り、三ケ日を抜けて浜名湖畔に到着。
このへんの観光名所はすべて巡ったが、石灰岩に接したので、明日は久々に「竜ケ岩洞」(鍾乳洞)に立ち寄ろうか。