クリスマスには世界最大の陰謀が跳梁跋扈している。
その陰謀は暗躍するのではなく、声高に叫ばれている。
それを暴露することは、世界中の”親”を敵に回すことになる。
その陰謀とは、「わが子にプレゼントをあげるのは、ホンモノのサンタクロースだ」という、あの陰謀
私が子どもの頃は、小学校にあがる頃にはその陰謀を見抜くことができた。
親側もそれを子どもに信じさせようと必死になることはなかった。
ところが、今では世界中の”親”が結託して、この陰謀がばれないよう社会を監視し、
ばれそうになると必死でその情報をつぶしにかかる。
そしてフィンランドにサンタたちが実在しているかのような映像を流させる。
なので今では10歳過ぎても、サンタを信じている子がいるようだ。
赤ちゃんがどうやってできるか知る頃になっても、まだサンタを信じている少年少女がいそうだ。
なぜそうまでして子どもたちを騙し続けたいのか。
夢とかロマンという言葉を使いたいだろうが、本音は違う。
「子どもはずっとinnocent(無邪気、無知)でいていほしい」という、子の成長を願う心とは矛盾する親の勝手な願望だろう。
この許されない願望を正当化できる唯一のはけ口に世界中の親が無自覚に飛びついたのだ(以上が、安直な精神分析的解釈)。
私は、真実を愛する者として、子どもたちにも真実を愛してほしいがために、世界中の親たちの無責任な陰謀に対抗したい。
世界中の子どもたちに、このメッセージを拡げて欲しい。
「サンタクロースは実在しないんだ。おもちゃは本当は親が買ってきてくれたのだよ」
思春期に近い子には、松任谷由実の「恋人がサンタクロース」でも聴かせたい。