昨日のハード?な入試業務の翌日、前々から予約していた「ホテルグリーンプラザ浜名湖」に泊る。
もちろん”慰労”のためである。
ただしこの宿は大浴場こそあれ温泉ではないので、慰労目的としてはベストではない。
ではなぜここにしたかというと、もちろん表題にあるように、この宿の夕食で「タラバ食べ放題」を堪能するため。
この宿は普段は”ズワイ”食べ放題なのだが、この時期に限ってタラバに変わる。
せっかくなら肉厚なタラバの方を食べ放題したい。
浜名湖周辺には、同じようにタラバを食べ放題できる宿(しかも温泉)があるが(数ヶ月前の記事で紹介。「温泉」カテゴリーで見つかる)、こちらはちゃんと焼いてくれるので味がいい(あちらは解凍しただけなので水っぽい)。
そして客室が和洋室なので、居住性もいい。宿代もそれなりだから。
その分、客層もこちらの方が若干だが上な感じがする。
ただ今回「タラバは1人1回あたり5本まで」と貼り紙がしてあったように、無節操が目に余る事態があったようだ。
無節操は、礼を破壊して法の強制に委ねてしまう、作法とは対極の行動様式。
たしかに同じ食べ放題でも”カニ”があると人は殺気立つ。
こういう本能全開になる場で節操を保つのが、真の文明人なのだが…
従業員は毎日この光景を見て、人間の醜さに辟易しているかも。
そんなことを思いながらも、自分も幾度か往復してタラバを堪能した。
ズワイはハサミの方に肉が集中しているが、タラバは脚に肉が充分にあり、ハサミはむしろ殻が固くて肉が取り出しにくい。
なので、ハサミ部分だけが客に取られず残っている。
カニ用の酢よりも、焼きイカ用に用意してあったマヨネーズを(控えめに)つけた方がおいしいことも発見。
もともとカニは日常的には食べないが、こうして食べ放題で充分に堪能すると、もうしばらくは食べなくていいという気分になる。
その気分になりにきた訳だ。