今週分の授業を終え、満を持して、東京のかかりつけのクリニックに飛び込み、
先週来の”狭心症”症状を訴えた。
市販の「救心」をときたま服用していたが、もちろん、ちゃんとした薬を処方してもらうため。
狭心症の検査(負荷をかけた状態での心電図など)はできないので、診断こそくだされなかったが、発作を抑制するための、血管を拡張する薬(硝酸イソソルビド)、血液を固まりにくくする薬(クロビドクレル)、それと緊急発作時のニトログリセリンを処方された。
もちろん爆薬としても有名だ。
そのニトログリセリンは唾液腺から血管にすぐに吸収しする速効薬のため、呑み込んではならないという(間違って呑み込むと爆発するというわけではない)。
この他に、もともとコレステロールが高かったので、処方が検討されていたコレステロールを下げる薬(アトルバスタチン)も処方された。
これでも症状が出る場合は、大きな病院での検査が必要とのこと。
その場合は、東京ではなく、名古屋で受けることとなるため、帰京する前にあらかじめ職場の医務室に行って候補となる医院を教えてもらいに行った。
すると医務室の担当者も狭心症持ちで、薬を服用しているという。
また母も、子どもの時から狭心症持ちで、ただし服薬するほどではないという。
自分は、今月になって始めて冠動脈痛を経験し、あせったが、意外に周囲に狭心症持ちはいるようだ。
あと、狭心症の初回の発作から一ヶ月ほどは、心筋梗塞に発展する可能性があるので、心臓に負担をかけないようにすること、たとえば日常の歩行はかまわないが、階段とエスカレーターがある場合は、エスカレーターを選んだ方がよいという。
今週末は久々に山歩きをしようと思っていたのだが、あきらめる。