帰京して、国会図書館の帰りに御徒町に買い物に立ち寄ったら、背中に背負っていたいバッグの重みに背中が悲鳴をあげているような痛みに見舞われ、仕方なしにリュックを外して肩掛けにした。
図書館通いの装備として15インチのノートパソコンとそれを卓上に設置する装備一式に本一冊と、それなりに重いが、いつものもの装備なので、今日に限って重いわけではない。
そもそも長年登山をやっていた我が身からして、この程度の荷物に耐えられないわけがない。
しかも今日の往きはなんともなかった。
痛いのは、リュックが当たる背中部分で、肩ではなく、腰でもない。
しかも皮膚や筋肉のような表面近くではなく、痛いのは背中の内部。
といっても、呼吸は問題ないので、肺や肋骨ではない。
先日何気なくチェックした「膵臓がん」の兆候に「背中の痛み」というものがあったのを思い出した。
ただ膵臓ならもう少し下で脇腹に近い位置のはず。
あまりの痛みに、電車内でも座席にうずくまり(リュックは床に置いている)、駅のベンチに腰掛けて休む。
なんとか帰宅して、そのままベッドに倒れ込む。
ただ横になっても痛みが取れない。
ずっとこの痛みと付き合っていくのは嫌だな。
いつの間にか一眠りして夕方になったら、少し痛みが軽くなった。
風呂に入って、背中を温めると、だいぶ楽になった。
実は明日は山に行こうか思っていたのだが、この背中に荷を背負うのが心配なので中止する。
少し前は両肩が痛かったが、今度は背中。
いずれも原因不明。
こういう原因不明の痛みって、霊障っぽい気がしてならない(私の方から扉を開けているから)。
追記:翌朝、痛みはすっかり癒えていた。結局霊障ですらなく、リュックの重みに耐えられなかった以外の何物でもなかったようだ。