耕作地

2016-07-22 23:41:09 |  北海道の…
北海道で見たもので今までの自分の常識を変える眺めがあった。
それは畠。



広いのはもちろんであるが、それより驚いたのは畠地が水平で無いこと。
斜面の傾いた面にそのまま作物が植わってる。



水をやったら下の方に流れて片寄ってしまわないのかな。
ふうむ、水やりなんてしないか。



でも大雨が降ったら土が流れてしまいそうだ。
普通段々畑にして水平面を作ってそこに植えるもんでは無いのか。



畠があまりに広過ぎてそんな手間をかけられないのだろうか。
そんな植え方をしてるので眺めもダイナミックだ。



写真で見たことがあるはずだが、実物を見ると身に迫ってどういう事なのか理解する。
北海道らしい景色の訳はそんなところにもあるんだな。


鉄道遺構?(ふるさと銀河線りくべつ鉄道)

2016-07-20 23:34:00 |  北海道の…
もうひとつの鉄分摂取先は、ふるさと銀河線りくべつ鉄道陸別駅。
ここは遺構と言うと語弊がある。
廃線にはなったが保有する車両は稼働するものばかりのようだ。
気動車の乗車体験や運転体験ができる施設。
乗車体験ってなんだ?と思うが、特別ななにかが付いて来るのだろう。
運転するには予約が必要なんで、無料で入れる構内を見学しただけ。

天気のいい日で、太陽がまぶしく暑かった。
目を惹いたのは999号。
気動車に白いメーテルと黄色いメーテル、鉄郎が描かれている。
駅名板のデザインが独特で、灯りを灯す電灯の傘がすずらんの様で可愛らしい。
跨線橋も渋い。
構内は結構広く、遠く保線用の車両が止まっていたりする。
まあそんなこんな、駅の構成物を撮影して楽しんだ。
でもやっぱりここは気動車に乗って楽しむところなのだろう。

<メーテル>


<鉄郎>


<駅名票>


<排雪モーターカー>


<跨線橋>


<車掌さん>



鉄道遺構(三菱石炭鉱業大夕張鉄道線跡)

2016-07-19 22:44:12 |  北海道の…
訪れた北海道の鉄道遺構、二つ目は夕張にある三菱石炭鉱業大夕張鉄道線跡。
南大夕張駅跡に当時使用されていた車両が静態保存されてるとのことで、見に行った。
非常にシンプルな駅跡。
単線にラッセル車と客車が3両、貨車が2両繋がれて置いてある。
古いバスも置いてあった。
客車のひとつは中も見学でき、保存会がある様で修復の様子を紹介してあった。
客車の1両には修復用の資材が積まれてたり、車両に書かれた諸元の文字がフリーハンドの手書きだったり、なかなか手作り感いっぱいである。
車両の痛みは激しく、修復はなかなか大変そうである。
片隅には軌道自転車の残骸と言っていい様な車両もあって、大いに写欲をそそられた。

<雨をまとう>


<木と鉄と>


<隠れている色>


<駅名>


<雨空>


<ホームから>


<直すのかな>



野生動物(ヒグマ)

2016-07-18 21:01:41 |  北海道の…
タウシュベツ川橋梁へのもうひとつの行き方に、ゲートから林道を徒歩で向かうという方法がある。
が、この辺りはヒグマの出没地帯らしく、そのためにはクマ除け対策が必須である。
車で行っても最後の数百メートルは徒歩なので、クマ除けグッズが必要なのは変わらないけど。
今回ガイドしてくれた方はクマ脅しの鈴と撃退スプレーを所持していた。
もしヒグマと遭遇したらガイドの方の後ろに隠れねばならず、ガイドの方が我々を置いて逃げないことを願わねばならない。
このツアーはある意味命を預ける旅だ。
ワンボックスカーで連れて行ってもらうのだが、その時は途中ヒグマの糞が道路上に落ちている所があって横で止まって教えてくれた。
橋の手前の駐車スペースにはヒグマに注意の看板が立てられているが、その看板にヒグマが爪をたてた跡があるそう。
ちょっと手をついたのだろうか。
傷は裏まで貫通しているそうだ。
うーむ、遭遇したくないものである。

<爪痕は「事故を未然に防ぐために」の右>

鉄道遺構(旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群)

2016-07-16 00:27:39 |  北海道の…
北海道は人口密度の非常に低い所である。
昭和の時代、鉄道はその存続が難しくなり、沢山の路線が廃止になった。
なのでそんな廃線跡に類する遺構が結構ある。
国道273号沿いの音更川に掛けられた士幌線のアーチ橋が沢山残っているとのことで、廃墟萌えすべく幾つか見学した。

<第三音更川橋梁>


橋は国道横にあるものがほとんどだが、一番の見所であるタウシュベツ川橋梁はちょいと離れており、近くで見るにはゲートが閉じられている林道の通行許可を役所で得るか、現地のガイドセンターの見学ツアー(有料)に参加するか、大まかにはその二つしかない。
国道沿いに展望台があって遠くからなら見れるようだが、せっかくの機会なので間近まで行くことにした。
よりめんどくさくない後者の方法を選択。
以下はツアーの説明、または事前に得た情報から。

<タウシュベツ川橋梁>


タウシュベツ川橋梁は糠平湖というダム湖の湖底にある。
なので水底に沈んだり現れたりする。
一年で橋の周りの状況が劇的に変わり、いろんな表情を見ることができる。
ネット上にはそんな写真が沢山アップされていて、かっちょいい。
その大きさに意識は向いていなかった筈だが、実物を見た第一印象は「小さいな」だった。
単線で汽車が走れる幅があるだけの細長い通路だ。
ローマなんかにある古代の石造りの橋のようなので、勝手に大きな橋だと受け止めていたようだ。
小さく見えたのは今はほとんどが水に沈んでいるためでもあるらしい。
橋脚の長さは10mほどあるので、水が無い時は湖底から見上げられ、大きく見えるらしい。

<歳月>


士幌線の他のアーチ橋と構造は基本同じで掛けられた年代も同じ筈だが、タウシュベツ川橋梁だけ表面がいい感じでボロボロである。
なぜそんな差があるのかツアーの説明を聞いて合点した。
湖は水力発電用の人造湖で、春から秋にかけて水を貯め、電力消費量が大きくなる寒い冬に放出して発電する。
なので春は水が枯れ橋の全体が現れ、秋に向けて水中に没して行く。
北海道なんで冬はとても寒く湖の表面は氷結。
その状態で氷の下の水を抜くので、水面(氷面)が下がり氷が橋を削ることになる。
これが毎年繰り返されてきた訳だ。
水も固体となると短時間でコンクリートを破壊できるようだ。

<橋梁へと向かう廃線跡>


北海道は20年弱?くらいの周期でまずまず大きな地震に襲われるそうで、13年前の十勝沖地震で橋の一部が崩落したそうである。
それも水中に没していたのに壊れたらしく、それだけ腐蝕が進んでいるということで、次に大きな地震が来たら全てのアーチが繋がった今の状態は崩れ去るのではと不安視されている。

<幌加駅>


遺構はアーチ橋だけでなく駅もある。
駅舎はなく、ホームとレールが残っている。
レールがあるとより廃線跡らしい。
駅名の表示板は復刻したもの。
辺りはフキとルピナスに覆われ、すっかり林に飲み込まれている。
当時の街の名残はコンクリートの建物の土台くらい。
駅前にはロータリーがあり商店も営業していたという。
すごい変わりようだ。
里山なんかに高速道路を建設するなんて工事が始まると、なにやらさみしくその光景を眺めるのだが、過去にあった人の営みの跡が自然に還って行くのを見るのもなにやらさみしい。
変化というのは何かしらの感慨を人に与えるものらしい。

<第二音更川陸橋>


ガイドツアーなんて参加するのは初めてだった。
説明を聞いて廻るなんて観光施設の無料ガイドツアーくらいだ。
時間は自由にはならないが、見学対象そのものの説明はもちろん、その周辺の話題も聞けるのでなかなか面白いものだった。
機会があればまた参加を積極的に検討してもよいな。


野生動物(エゾシカ)

2016-07-13 22:49:52 |  北海道の…
雌阿寒温泉の駐車場を探して、夜のオンネトーへの道に迷い込んだ時、シカにも遭遇した。
シカは過去にも山中などで遭遇したことがあるのでそれほど驚くものでは無かったが、ここは北海道だからこれはエゾシカなんだろう。
って事でまたテンションアップ。
こんな出会いもあるから、少しくらいの道迷いなら旅のアクセントによろしい。
今回の旅では合計6頭を見た。
みんなほっそりとした脚をしていて、ニホンジカより小さいものなんだなと思ったが、調べてみるとそうでもないらしい。

<エゾイソツツジ:於 雌阿寒岳>


夕刻、上士幌町のぬかびら温泉で日帰り入浴した時も、温泉街の外れで連れ立った3頭のエゾシカを見た。
この3頭もほっそりしていて、広場の道端の草を食んでいた。
車ですぐ横まで近付いても逃げ出さず、悠々としたものである。
近くの山に住んでいるらしい。
毛並みはツヤツヤとしてとても綺麗だった。
カメラを取り出す時間もあったが、歩き去るまで見とれてしまった。

<メアカンキンバイ:於 雌阿寒岳>


しかし現在エゾシカは人間にとっては害獣の位置づけのようだ。
駆除も行われているようで、ジビエというのか、食肉としても出回っているよう。
旅行中、彼らを食べる機会が2度あったので、逃さず食した。
串揚げとソーセージ。
柔らかく脂肪分少なく、旨かった。

<イワブクロ:於 雌阿寒岳>


エゾシカ絡みで不思議に思ったことがひとつある。
道路に設置された「動物に注意」の標識でシカの絵が描いてある奴。
黄色い背景に後ろ脚で立ち上がったシルエットが黒く描かれている。
この絵の頭の部分だけを後から修正したのか、四角く背景の黄色の明るさが異なった標識を多数見かけた。
もともとあった標識にその部分だけ上から貼り直してあるようにも見える。
通り過ぎながら見ただけなのでよくわからなかったが、あれはなんなんだろう。
ベースの標識はニホンジカで、北海道で使用する時はエゾシカにするべく角のデザインを変えているとか。
そんなことわざわざするかな。
などとその標識が現れる度、不思議に思いながら運転した。


野生動物(キタキツネ)

2016-07-12 23:04:20 |  北海道の…
雌阿寒岳登山の前日、登山口のひとつである雌阿寒温泉にある駐車場で車中泊するべく、街灯のない真っ暗な国道からさらに山の方へと車を入れた。
この時、自分の居場所を間違えて認識しており、駐車場を通り過ぎてさらに山の中へと入ってしまう。
すると身体の細長い動物が左手の歩道を前から一直線に歩いてきて、私の車に臆することなくすれ違って行った。
今のはキツネではなかったか?
もしかしてキタキツネか。
おー、すごーい、初めて見たぞ。
結構大きいんだ。
背は低く細身だが中型犬くらいの体長があり、ふさふさとした尻尾が長かった。

<コン①:於 雌阿寒岳>


道路に立てられた「動物に注意」の標識に描かれているのはシカやイノシシ、サルなんかだが、北海道に来てキタキツネの絵を初めて見た。
道路に飛びたして来るほど沢山居るのだろうかと思っていたが、実物を見れるとは思わなかった。
まだ道を間違った事に気付かない私はさらに奥へと車を進める。
日中の雨で、細くなった道路も周りの木々も濡れたなか、どんどん山深くなって行く。
と、前の道をまた細長い動物がすごい速さで横切った。
おー、2匹目。
今度のは小振りだ。

<コン②:於 雌阿寒岳>


道はどうやらオンネトーの横を走っているよう。
看板が左側に立っていた。
オンネトーは右にないといけないはずなのに左にある?
オンネトー国設野営場の標識や併設のお店の小さな看板が出てきた。
ようやく自分の居場所が思った場所から外れているらしいことに気付く。
だだっ広い未舗装の駐車場が現れたのでそこに入り、隅に立てられた周辺案内図や道路を閉じた扉の記載から、そこは湯の滝へ向かう手前の駐車場らしかった。
位置を把握したので来た道を引き返そうと駐車場を出ると、道路の右端をキタキツネが向こうに向いてゆっくり歩いていた。
おー、結構いるもんたな。
車のライトで照らしているのに逃げる様子はないので、どれどれと車をゆっくり近付けるとこちらに気が付いて草むらに入ってしまった。
それら所作から、だいぶ人慣れしているようだ。
多少明るい位では脅威ではないよう。

<コン?③:於 雌阿寒岳>


真っ暗な道を引き返し、雌阿寒温泉の駐車場を見つけ、車中で眠った。
翌日、雌阿寒岳を登り、下山した先が昨晩近くまで行ったオンネトー国設野営場だった。
野営場の駐車場をオンネトーの湖の方に歩く途上、昼日中から隅の方にまたキタキツネが歩いているのを発見。
野営場の受付の壁にはキタキツネがテントを破るので注意するよう貼り紙がしてあった。
人がいないとテントの中に食べ物がなくても破るらしく、テントから離れるなと書いてある。
なるほど、それで人慣れしてるんだ。
野生動物に影響を与えずアウトドア活動をするのは、なかなか難しいようだ。
持ち帰ったメモには合計7匹と遭遇と書いてある。
あとの3匹は何処であったんだっけか、覚えていない。


ドライブ事情

2016-07-11 22:41:53 |  北海道の…
道東自動車道は北東端の足寄ICで流出予定だった。
時刻は夜の8時。
そこまで走ってきた自動車道の眺めからある不安があった。
街と街の間が遠く、そして街と街の間には何も見えなかった。
お店がまったくありそうにないのだ。
足寄で今晩の夕食にありつけるのだろうか、翌日の登山に向け朝食昼食を確保出来るのだろうか、と心配になった。
足寄もICがあるくらいなんだからコンビニくらいある街なんだろうとICを降りたら、うわあやっぱり何もない、心配的中か。
…と、2.5km先にコンビニありの看板が。
助かった。
コンビニに直行し、夕食はもちろん翌日の朝食、昼食、水も確保した。

<しずく①:於 雌阿寒岳>


しかしこの街と街の間の何もなさ感が、こんなに広範囲に渡るのはこれまで経験したことがない。
雌阿寒岳の登山口である雌阿寒温泉へ向かうため足寄の街を外れると街灯がなくなった。
道路の周りに灯りはひとつもない。
北海道は雪が積もるからだろう、道路の境によく立っているオレンジ色の小さな丸い反射板はなく、除雪用に路肩の位置を教える矢印が、高い場所から真下を指している。
明かりといえばその矢印の反射板が、遥か彼方まで自分の車のヘッドライトを受けて光るのみだ。
たまに街灯があるとそこは信号のない交差点。
他の車もほとんど走っていない。
ふうむ久しぶりにハイビームを使った。

<しずく②:於 雌阿寒岳>


ガソリンスタンドも街にしかないから石油会社を選り好みせず、見つけたら入れておかねばならない。
街間の距離も半端ないし。
高速道路にすらガソリンスタンドのあるサービスエリアは一つしかない。
雌阿寒岳を登った翌日、燃料計が半分を指したら心配になって、一番近くの阿寒湖畔の街で入れておいた。

<しずく③:於 雌阿寒岳>


それでも道東から富良野くらいまで戻ってくると、過去に私が暮らした地方都市な感じになる。
それで油断したのがガソリン補給。
街が近いからと安心してはいけない。
富良野の温泉施設で日帰り入浴した後、次の車中泊地までの道のりを調べ、まだまだ明るい駐車場を出たのが19:15。
さあガソリン補給して滝川へ向おうとしたが、むむ?ガソリンスタンドが店じまいを終えている。
もしかして19時閉店なのか。
まずいぞこれは。

<しずく④:於 雌阿寒岳>


富良野市の中心なら多少遅くまでやってるところもあろうと、滝川へは少し遠回りだが行ってみることに。
そこになくても滝川までは行ける。
滝川にも無ければ行ける所まで行き、車中泊するしかない。
翌朝スタンドが開店するまで足止めだ。
ドキドキしながら街に入る。
国道を外れた道にスタンドの看板が見えたが、電気が付いてないようでやってなさそうな感じ。
二軒目も閉店済み。
三軒目、照明付いてた、セルフ、24時間営業って書いてある。
助かった。
満タンOK、これで安心して走れる。
この後、四軒目も開いてたけど20時閉店のようだった。

<しずく⑤:於 雌阿寒岳>


安心したのでキチンと観察していないが、その後滝川への途上、国道沿いのガソリンスタンドは全て閉まっていたと思う。
道央自動車道沿線まで来ると街も大きくて、人の食べ物も車の食べ物もあまり心配しなくて良さそうだ。
道東、道央を自動車で旅するなら、ガソリンは日中入れておこう。


道路を走る

2016-07-09 20:52:03 |  北海道の…
北海道の上陸地は苫小牧。
おー、道が広いぞ。
すぐに高速道路に乗り東へ向かう。
道央・道東自動車道を走る車のナンバーは、室蘭、札幌、帯広、北見、函館、旭川、…あと何があったっけ。
広いから各所で管理されてるんだ。
やはり車のナンバーを見ると自分の居場所を意識するなあ。
北海道に来たんだと思う。

道央自動車道の中央分離帯には背の高い木が密度濃く植わっていてびっくり。
中央分離帯が林である。
道の左右も路肩からすぐに木が生い茂り、コンクリートの法面なんてなく、高速道路を走ってると思えない。
いやあ、原生林を貫く広い林道みたいだ。
林の中から人が歩いて入って来れるのではないかと思ったが、木々の間に金網の柵が見えたので、一応境界は設けているようだ。

道は聞いていた通り直線が多い。
高速道路も下道も、直線を進み緩やかにカーブし終わるとまたどーんと直線が彼方まで伸びている。
そしてカーブし終わるとまた直線。
この繰り返し。
道の左右に広がるのは大平原。
真っ平らではなく山と言うか丘と言うか膨らみはたくさんあるが、やはり平原と言うのが似つかわしい。
そしてこれら林の間に農地が広がる。
農地は田んぼでなく畠や草原だ。
畠を区切る木立は一直線に配置され、北の大地って感じ。
緑色の葉っぱは何を育てているのだろう?

ただ、下道は状態の悪い所が多い。
アスファルトに切れ目が一定間隔であり、乗り心地がすこぶる悪い。
ブロック毎に修繕した結果なのだろうか。
道東は私の走った3桁の国道以下の道はみなそうだった。
道の広さやカーブの少なさから誤解するが、その交通量からして幹線道路ではなく田舎道なんだとの認識が追いつかない。

国道を外れ山を越える道に入ると、直線道路は少なくなり馴染みのある道路になる。
でも山の中の道だが谷は深くなく傾斜が緩いので、大雨が降っても山肌が崩れて通行不能になる心配はなさそうだ。
途中オフロードがあったりしてちょっと驚いた。
やっぱり田舎なんだ。

あと、広過ぎる道路は走る(止まる)場所に困る。
富良野や足寄の街で、どう見ても2車線分の幅のある道路が1車線で運用されてる道があった。
信号待ちで先頭で止まる時、止まる場所を決めるのに逡巡してしまった。
左折や右折する時はそちらに寄って止まればいいので問題ないが、直進する時は精神不安定になる。
ええい、中央に止めてしまえ。
6畳間のトイレで用を足したら、きっとこんな気分になるに違いない。

<美瑛にて>

朝は早い

2016-07-08 00:04:39 |  北海道の…
車中泊すると外の明るさがダイレクトに感知できる。
朝明るくなれば起き出して登山に向かうわけだが、早過ぎてもなんなんで、そろそろいい時刻かなと思うまではグズグズしている。
今回も雌阿寒岳の麓の駐車場で車中泊。
窓外が明るくなってきたなと思いつつうつらうつらし、そろそろ頃合いと時計を確認して驚いた。
4時15分くらいだろうと思ったら3時40分だった。
さささ、3時…。
3時台でこんなに明るいの?
さすが日本最東端。
夏至を過ぎてすぐという昼の長さもあったのだろうけど。
改めて恐るべし北海道。
夏場に朝焼けや日の出を拝もうと思ったら、とんでもなく早起きしないといけないな。

<於 雌阿寒温泉駐車場>