日本最大の市場

2014-12-08 07:24:37 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<八>

翌日午前中の目的地は築地。
市場が豊洲に移転すると言うことで、今の築地があるのはあとわずか。
この機会に見学しておくことにした。
日比谷線築地駅で降り、場外市場側から市場に入った。
「場外市場は築地に残ります」と看板が出てたので、場内市場だけ移転するようだ。
今回調べて知ったのだが、築地市場は場内市場と場外市場に分かれていて、場内市場は業者相手に卸すとこ、場外市場は一般客にも小売りするとこ、らしい。
プロ向けの場内市場だが、午前9時以降なら一般人も入れると言うので楽しみにしていた。
しかし事前調査不足で訪れたその日、場内市場はお休み、入る事は出来なかった。
大失敗。



さて、場外市場。
入口の路地の一つで人だかりができていた。
何事かと近づくと本マグロの解体をお寿司屋さんの店先でやっていた。
お兄さん二人が説明役と解体役に分かれ、集まったお客さんにマグロのあれこれ、解体作業のあれこれを軽妙に説明しつつ、包丁やノコギリでマグロを分割しつつあった。
初めて切り身でない本マグロの実物を見たが、ホントに丸々してるんだな。





路地を入って行くと、狭い通りに人がいっぱいである。
すれ違うのが大変。
有名なところなんだろうか、そこここのお寿司屋さんや海鮮丼のお店に行列ができていた。
店頭のメニューの写真を見るととても旨そうだが、何処かのお店でガッツリ食べるより、店先で小物を買って複数を食べ歩く事にした。
まずはカップに入った の揚げ物。
鯨なんて随分久しぶりだ。
サクサクしておいし。
学校給食で覚えた鯨独特の香りを思い出した。
次は何を食べようかと歩いて回る。
こんな物を見せられた。



これは食べねば。
二食目焼きガキ。
んー、ぷりぷり、ミルキー、潮の香り爆発。
他には卵焼きなんてのが人気があるようだ。
でも、あれ食べたらお腹いっぱいになるな。
と、思いつつ路地から路地へ彷徨っていたらお腹が張ってきた。
あれ、もう食べなくても大丈夫だな。
安く済んだこと。
歩き疲れたし、市場の外れに半分オープンエアの小さな珈琲屋さんがあったのでお茶にした。



しかしすごい賑わいだなあ。
人がたくさん居ると言うことはそれだけでエネルギーに溢れている。
人混みは苦手だが、お店の人は威勢がいいし、元気になれる所だ。
お休みの場内市場を閉まってる門から覗き、駅に戻った。




翌日、朝日の下で

2014-12-06 00:06:14 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<七>

前回の旅の記事であんな事書いちゃったもんだから、今回の旅でもフラスクボトルを買う気満々。
ホテルに帰って飲む酒に、買ったことのないジャックダニエルを選択した。
こうなると今売られているフラスクボトルタイプの小瓶で手に入れていない酒はあと4つくらいになってしまった。
こりゃもう全種制覇するしか無いな。
変な目標ができてしまった。




TOKYO イルミネーション

2014-12-05 06:00:43 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<六>

恵比寿で夕食を食べる前に、ガーデンプレイスでやってるイルミネーションを見に行くことにした。
恵比寿駅から長い長い渡り廊下を歩いて行くと、見えてきた、最近の冬の街の風物詩。
まずクリスマスツリーが大きくそびえ、その向こう、豆球きらめく並木を抜けると、巨大なシャンデリアがあった。
でかいでかい。
バカラのシャンデリアをいくつも組み合わせて作ったバカラ史上最大のモノだそうな。
周りを囲むガラスの枠が無いともっとスッキリ見えるのに、と無理な注文。
その日は暖かい夜だったので、みんなシャンデリアの周りに置かれたベンチに座りゆったり鑑賞してた。
今週末なら寒すぎてこうはいかないだろな。

<クリスマスツリー>



<バカラ>



<きらめく夜>



京成電鉄金町線

2014-12-04 01:09:34 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<五>

柴又駅は京成電鉄金町線の中間駅である。
金町線は起終点駅を合わせ3駅しかない短い路線。
京成本線からの乗り入れはないみたい。
単線運用で、両端の京成高砂駅と京成金町駅から発車した列車は、中間の柴又駅で列車交換してすれ違うダイヤのようだ。
ちょいと古めの車両が走っていた。
最近の電車は行先表示がLEDスクリーンになって、写真に撮ると文字として写らず切れ切れの線や点になる。
昔の電車はアナログできちんと写ってよろしい。
柴又駅に来た時、柴又駅から帰る時の2回、撮影に挑んだ結果。

<柴又駅ホーム>


<金町行き>


<高砂行き>



柴又の蕎麦屋

2014-12-03 00:27:06 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<四>

帝釈天の参道からは離れるが、美味い蕎麦屋があるらしいのでそこへ行ってお昼を食べた。
洒落たお店だった。

<お店の外壁>


しかも美味い。
注文したのはおろしせいろ。
蕎麦は白く細身。
薬味に二種類の大根おろしと四万十川の青のり、生節が付く。
一口一口目先を変えれて飽きがこない。
薬味の存在感が非常に大きく、これで酒が飲める。
まだやったことが無いが、蕎麦屋で熱燗というのをしてみたい。
加えて板わさなんかをつまみながら…。
こんな蕎麦屋に来る度そう思う。

<おろしせいろ>



江戸川

2014-12-02 01:46:27 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<三>

もう一つの観光スポット、矢切の渡しに向かうべく江戸川の堤防の上に立つと、なんとも解放的な景色が広がった。
広い河川敷には野球場がいくつも並び、少年野球チームや草野球チームが練習していた。
お天気いい日だったので身体の力も抜け、渡し場までゆるゆると散歩状態。
空があお~いひろ~い。
大阪の淀川も広い河川敷があるが、こんなのんびりした雰囲気はなかったよな。
鉄橋を渡る電車や車がうるさかったような。
柴又の駅前に置いてあったガイドマップを見ると、北の方を常磐線が渡っているとある。
あれか。
丁度電車が走っていたが、ここでは僅かに走行音が聞こえるだけだ。



常磐線って確か松戸を通っていなかったか?
と路線図を調べてみると記憶の通り松戸を通過していた。
その昔、長期出張で一時松戸に住んでいた時の事を思い出した。
電車で都内に通勤する朝、車窓から江戸川を眺めたのも思い出した。
金町で降りれば柴又はすぐそこで、矢切の渡しも橋の下流にあると知っていたはずだ。
でもあの頃はまだ寅さんに関心はなく、興味は大阪からそうそう行くことの出来ない北関東や東北に向いていたから、訪れること無く今この時となったのだった。



矢切の渡しは片道200円。
渡ってしまうと他のルートで戻ってくるのは非常に遠回りになる。
往復するのもなんだかなあと思い乗るのは諦める。
乗らない人は桟橋に入れないので写真は遠くからのみ。
舟はFRP製の様で木造りではないが、船頭さんは船外機は使わず昔ながらの櫂でもってゆっくりと舟を進めていた。
どんな乗り心地なんだろう。
やっぱり気にはなる。

映画の舞台

2014-11-30 20:56:03 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<二>

なんで柴又なのか。
それはやはり「男はつらいよ」の映画の舞台を見たかったから。
柴又駅を降りると早速寅さんが出迎えてくれた。
銅像だけど。
ホンモノよりスラリとしてかっこいい?



帝釈天への参道では、シリーズ初期に寅さんの実家として使用されたお店があったり、寅さんキャラクターの商品が売られていたり、お馴染みの映画音楽のフレーズが聞こえてきたりする。
帝釈天の門前町だけど、寅さんの故郷という存在としても大きいんだなあ。

さてその現場。
二天門や帝釈堂をこの目で見ても、映画の帝釈天はこんなだったかな?と全然繋がらなかった。
しかし、家に帰って持っているDVDを見返してみると、ああこんなだった、見たままだと反対に驚いた。
現地で自分は何を見ていたんだ?
TV画像で見るのと自分がその場に立つのとでは全然印象が違うものなんだな。



帝釈天の近くにある寅さん記念館も見学した。
くるまやのセットが移設されていて、ここも訪れるのが楽しみだった。
劇中に出てくるお客さんが座るお店のテーブルや椅子があり、家族団欒の居間に台所、売り物の草だんごを作る部屋、タコ社長の朝日印刷所なんかの中に入れる。
ここも映画と違いとても小さく感じた。
映画の画面からはもっと広く感じたのに、不思議だ。
この居間に5人6人座ってお芝居してたのか。
くるまやの外の場面は現地の参道で、くるまやの中の場面は撮影所で撮影されていたようだ。
うまく繋げてるなあ。
こちらも現地でより映画を見直してふむふむと思い出すのが面白かった。





東京撮影旅行

2014-11-28 22:30:01 |  東京撮影旅行
今年最後の三連休はいまさらながらの東京観光にした。
振り返ればたびたび東京に行ってはいるが、きちんと?観光していない。
東京観光の王道とも言うべき各所を見学しよう。
勿論、「今」興味の湧く対象地に限定。
半日かけてメインディッシュの観光スポットを五つ巡り、移動の合間にちょろっと他のポイントをつまみ食いした。



土曜日、新幹線で東京入り。
まずは柴又観光。
山手線で日暮里まで移動し、京成電鉄で柴又駅へ。
柴又帝釈天への参道は石畳で、ゆるくジグザグしている。
だんご屋さん、煎餅屋さん、お土産屋さんなんかが並んでいた。
やはりここは草だんごを食すべきだろう。
一本買って店先でいただく。
煎餅も美味そうだ。
一枚買って食べ歩いた。
こういった門前町の表参道の賑わいは各所に見られるが、場所場所で主役となる名物が違うのがよろしい。



帝釈天の二天門が見えてきた。
小ぶりだが頭デッカチな造りに惹かれる。
ふと気付いた。
神社寺院を訪れた時、写真を撮る対象として本殿も撮るには撮るが、圧倒的に山門の方に興味が集中している。
本殿は撮らない事もままあるのに、山門は必ず撮っているな。
時には全体、部分、様々な角度から、これでもかというくらい撮っている。
なんでだろう。



手水舎も好きな被写体である。
見る角度で表情が変わるモノが好きなんだろうか。



本殿にお参りし、境内を見て回った。
(帰ってから撮った対象を見返すと、今回も本殿の写真がなかった。
帝釈堂内殿の彫刻や庭園など拝観有料の場所もあったが今回は見学せず。
建物に派手な彩色はなく、適度に年を経た色合いが渋い。
駅前からすぐに始まる程よい長さの参道も好ましく、落ち着いてお参りできるお寺さんだった。