今週の銭湯反省会「ボレストバックハンド」

2012-11-18 21:36:19 | テニス
秋も深まり、朝の冷え込みにこれから訪れる冬を思う。
駅から会社に向かう道の寒さが私を心細くする。
寒さは心も凍えさせるのか、そこはかとない不安が私の中に滲み入ってくる。
こんな精神状態にさせる冬を毎年よく越せてるなあ。
我ながら感心。

昨日は久しぶりにヘトヘトになるまでテニスした。
通常の2コマのレッスンに振替を1コマ。
先週まで得意のボレーを元の精度に戻すべく集中して練習してきたが、昨日の最後のレッスンの練習テーマがボレストのストローク。
ボレーヤーの足元にボールを沈める練習。
コーチと何度も打ち合っていたら息が上がり、足がもつれた。
ボレーと違いストロークは体力を使うなあ。

テニスを本格的に再開する前は、ボレストやストロークラリーでバックハンドが苦しくなったとき逃げるスライスがまったく返らなかった。
ほとんど全てガシャるかネットする。
ふかすのが怖くて押さえてしまうからなのだが、上から下へのスイングが点でボールを捉えることになり確度が下がっていた。
その心理は理解できるものの返すためと自身を説得し、ガシャらないようテイクバックを小さくし、軌道が高くなってもいいのでフォロースルーを前に高く意識。
とにもかくにも返せるようになった。
ラケットから放たれた時は高くても、ボレーヤーが打ち返すときは足元に沈んでいる。
そうか、これがスライスの軌道か。

スライスはいいとして、バックハンドでのドライブショット。
次の課題はこれだった。
勢いの無いボールはきちんと足元に沈めるドライブショットが打てるが、深く滑るようにやってくるボールがまったく返らない。
ライジングで打つので持ち上がらず、ネットする。
当初は膝を使わず体が立っていたからラケットが下から出ず持ち上がらないのだと思い、体を沈め低く構えて対応したつもりだった。
しかし実際は頭だけ突っ込んで、ボールは持ち上げにくい状態だったらしい。
膝を曲げて体幹は垂直に起こした状態で打たねば持ち上げられない、という指導をいただいた。
なるほど、次回実践だ。

自信が少しついたスライスショットだが、次の課題が現在の懸念事項。
苦し紛れのスライス逃れは返せるのに、体制万全で打つ攻撃的スライスストロークがネットしてしまう。
攻撃的故に回転をしっかりかけ、かつ伸びのあるショットを送りたい。
オーバーしないよう軌道を低く打とうとするため、ネットしてしまう。
しかしネットするということは最初の逃げるスライスと同じ現象だ。
改善にはフォロースルーを送る高さをわざと変えてベストを探すしかないのだろう。
これも次回実践だ。

さて、フラフラでスーパー銭湯に到着。
体力を使い切った疲れた体にお風呂というのはなんとありがたい存在なのだろう。
広い湯船に体を伸ばし、暖かい湯に浮かんでいると、体も心も軽くなっていく。
この浮遊感、安心感、脱力感。
至福の時である。
疲れた体、凍えた心を癒すのに最適ですね。