銀山まで

2018-08-20 18:48:03 | その他旅行き
夏休みに予定していたお盆の帰省が流れたので、ちょろっと旅することにした。
連れは一緒に行かないとのことで、日帰りひとり旅。
毎日暑いし、涼しいところがいいなあと探していたら、変わりどころ?で生野銀山が引っかかってきた。
観光坑道内が涼しいらしい。
まずまず近いし、ここにしよう。



この6月に車検があったのだが、走行距離をみてびっくりした。
年間3000kmしか走っていなかった。
これまで7000kmは走ってたのになあ。
鉄道利用がそれだけ多くなったということか。
てことで、車を使ってあげることに。



生野銀山は兵庫県朝来市にあり、中国道を福崎まで行き、その後播但連絡道路を北上する。
新名神の神戸高槻間が開通して初めて中国道を走った。
帰りは渋滞があってもなくても新名神を利用してみたい。
神戸JCT手前で高槻への標識があったり、大津の渋滞情報が表示されてたり、大阪より西へ向かっているのに、とっても変である。



その日は金曜日。
最高気温31℃の予報、窓を開けて走れた。
湿度は最近になく低く、とても清々しい。
青い空にはぽっかり白い雲が浮かび、初夏の雰囲気。
道路に影が走り、過ぎ去ると、また光に包まれる。



こんなに気持ち良いお天気なのに、話し相手なく一人で車を走らせていると、車窓の文字情報から仕事の事や過去の記憶が連想され、いやな記憶を呼び起こし思い返してしまっている。
そんなことを忘れて遊ぼうと思っているのに、何考えてんだ、と思うが思うに任せない。
昔、夏休みに木曽路を気持ちよくドライブ出来てたことを思い出し、そういえばそういう時はお気に入りの音楽がそばにあったんだと思い出した。
耳に馴染みすぎて聞き流していたが、音楽に気を向けると、いやな思いを頭から追い出せた。
気持ちいい景色とお気に入りの音楽で、気持ちよくドライブ。



播但連絡道路は多分初めて走る。
高速道路なんだと思っていたが、最高速度60km制限のある二車線対面の有料道路だった。
福崎から流入してすぐは、路面は荒れ荒れだし、ガードレールは波打ってるしで、山中の一般道と変わらない。
交差点の信号機が現れたり、道端を人が歩いていても不思議はない雰囲気だ。
現れる標識が緑色なので、自動車専用道路なんだと思い出させてくれる。
福崎から離れるにつれて、自動車道らしくなってきて安心。



朝早く出たので生野銀山の駐車場に着いたのは9時過ぎだった。
まだ開場してないかと心配したが、OPENしてた。
それにしても駐車場はガラガラだ。
大丈夫か?ここ、と思ったが、私が早く着きすぎただけで、写真を撮りつつゆるゆる歩みを進めていたら、どんどんお客さんがやってきた。
ちょっと安心。
観光坑道内の話はまた次回。