大阪難波駅から鶴橋駅へ、そして伊勢志摩ライナー初乗車

2022-01-10 18:25:03 | その他旅行き
年末年始の帰省は車では無く電車で帰った。
三重に帰るには途中奈良の山を越える必要があり、だいたい雪で道路が凍るので冬用タイヤがないと怖くて走れない。
冬の帰省はほぼ電車である。
何度も利用している近鉄の路線だから、いつもなら写真を撮ろうとは思わない。
ところが伊勢志摩ライナーの予約を初めて取って気分が変わった。
記念に撮影しておこう。



鶴橋駅から乗車するつもりで特急券の予約をしていたが、気が変わって大阪難波駅から近鉄に乗った。
少し時間があるので、大阪上本町駅でも撮影してやろうと企んだのだ。
大阪上本町駅までは地下を走る難波線で移動。
先頭車両に乗って、進行方向の迫り来るトンネル壁を眺めた。



近鉄日本橋駅を過ぎるとトンネルは上り坂になった。
後で調べて知ったのだがこの上り坂、最大32‰という急勾配。
山岳鉄道並みじゃないかとさらに調べてみたら、こないだ乗った南海高野線は50‰もあった。
そうか、そこまで急じゃないんだな。
記憶違いだったよう。



大阪上本町駅で降り、地上ホームへ。
地上ホームは大阪線の起点で、ホームは櫛形。
地上駅なのにビルの中にあるのでホームは薄暗かった。



ホームはこんなに長いのが必要なのかと思う余り具合で、なんだか少し寂しい眺め。
大阪難波駅まで延伸して、特急列車はほとんど地下ホームを使用するようになったから、長い車両が停まることも少なくなってしまったのだろう。



鶴橋駅の伊勢志摩ライナー出発時刻直前に着く電車が出発する直前まで撮影を楽しんで、当該電車に乗り込んだ。
出発してしばらくすると地下から線路が上がってきて複々線になり、あっという間に鶴橋駅へと進入。
先頭車両に乗っていたので、ホームに降りてすぐ後方側へと歩き出した。
今回、伊勢志摩ライナーの座席はデラックス席をおごってしまった。
デラックス車両は最後尾6両目である。



歩いているところに伊勢志摩ライナー入線。
咄嗟にカメラを構えて撮ったら、うまく捉えられた。
停車するまでに乗車位置に到着。
最後尾ドアから車内に入ると運転席があり、デッキから後方の眺めを楽しめるようになっていた。
走り出したら後で見にこよう。
デラックス車両は3列シートで座席は広々。
数百円プラスするだけで乗れるという敷居の低さ。
この後のお正月の予定を反芻し、ゆったりと乗車時間を楽しんだ。
これはまた狙って乗らねばね。