高架の向こうの焼肉屋

2025-01-25 21:35:39 | その他旅行き
年末年始の帰省の旅の締めくくりは焼肉である。
近鉄で大阪に帰ってきて、鶴橋駅で降りたら19時過ぎ。
食事していくことにした。
鶴橋と言えば焼肉である。
改札を出るとそこは焼肉店街への入口。
両側に焼肉店の並ぶ狭い路地を歩き、どのお店にするか物色。
店頭に客引きのお兄さんお姉さんがいる店は、店の雰囲気や料金をゆっくり吟味できないので素通り。
そんなことしていたら商店街を抜けてしまった。
賑やかな通りを外れた高架下のトンネルの向こうに看板のネオンが見えたので行ってみる。
そこも焼肉屋さんでお手頃な感じのお店だったのでそこにすることにした。





入ってみるとテーブル席に半分くらい空きがあり、すぐに座ることができた。
大人数の団体さんが二組いて、無茶苦茶賑やかだ。
炭火で焼くお店で、火のついた炭入りの七輪を持ってきてくれてテーブルにセットされた。
連れと二人で焼肉店に来ることはあまりなく、大抵グループで食べるので、そんな時の注文は幹事にほぼお任せ。
なので何を食べるべきか決め手がない。
普段食べることのない部位に目が行き、まずはタンを注文。
お値段は高いが厚切りのものがあったので、お正月でもあったし贅沢をした。





出てきたタンはなるほどぶ厚い。
焼き加減が難しそうだ。
最初の一枚は少しレア過ぎ、生の部分の繊維が噛み切りにくく失敗。
炭火の火力が思ったより弱い。
少量ずつ複数種類食べたかったので二人で一人前を注文していた。
一人前三枚でお互い一枚づつ食べた三枚目を私が食べてもいいと連れが譲ってくれた。
ありがとう。
次はもう少し時間をかける。
するとよい加減で焼き上がり、ぷりぷりとした歯応えで舌肉が舌の上で分解していく。
ずっと前に仙台で食べたタンステーキの感触を思い出した。





お酒はビールと赤ワイン。
赤ワインは2杯飲んだかな(覚えていない)。
赤ワインに合う食べ物は限られるので、焼肉の時は欠かせないね。
肉はあとハラミともう一部位(名前を忘れた)、それからホルモン(名前を忘れた)を注文。
こちらは脂がいい具合にのってて美味しかったな。
野菜盛りとかキムチをつまみながらいただいた。





これだけで満足してしまうんだから、少食になったものだ。
まあ、飲み会となると違うのだけど。
お店には食べでいるうちに一組二組と新客がやってきて、いつの間にか満席状態。
さらに賑やかになっていた。
次回、鶴橋で食べるところの選択に困ったら、またここに来るかな。
美味しゅうございました。