桜の気持ち

2016-12-10 20:50:25 | Weblog
桜の葉の紅葉は素敵である。
単色に色付く葉もあれば、緑やオレンヂ、紅に土気色が散らばり色付く葉もある。
落ち葉一枚一枚の表情が違う。
そしてそれぞれの色は発色がビビッドだ。
ぱっと見冴えない色をしていても、部分を見れば鮮やかな一画があったりする。
紅葉の色が冴えないと言われる年でもそれなりに魅せてくれる。

<11月初旬 曇りの日>


でも反対に木全体で見たとき、落葉の仕方のせいで目を見張る個体は少ない。
秋口から初冬まで色付いた葉から順に落ちていくからだ。
どっと色付いて、木が真っ赤に染まるなんてのを見ることはあまりない。
徐々に徐々に散っていき、「散りかけ」の状態が長く続く。
花が咲く時は一斉に咲いて一気に散るのに。
その反動から、葉を散らす時は長く美しさを示したいと思っているのかも。


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