もう何年になるだろう、ずっと毎日歩数をカウントして記録している。
会社の健康施策のひとつで、歩数以外にも睡眠時間や飲酒有無なんかをアプリで記録して、健康維持に努めようというもの。
記録するのは毎日朝の通勤時。
前日の歩数をチェックしてスマホから登録。
そうしたら先日すごい偶然が発生した。
平日はだいたい毎日9000歩前後の歩数なのであるが、2日連続して全く同じ歩数となったのだ。
もちろん万歩計が一歩を全てカウントできるとは限らないから、厳密な歩数は相違するのだろうが、万歩計が拾った数値が同じだったという観点で珍しい出来事である。
当然狙いにいったわけでなく偶然の所産。
だいたい9000歩前後なので揃い易いとはいえ、初めての出来事でちょっと興奮してしまった。
他にもよく似た出来事で、おおっ、と数値を二度見したのがゾロ目だった時。
8888歩だった。
こちらはもう少し度々あっても良さそうだが、記録したのはこれもその時が初めてだった。
それで思い出したのが昔読んだ物語。
筒井康隆という作家の「虚航船団」という小説である。
内容はほとんど忘れてしまったが、文房具が登場人物でコンパスや三角定規なんかが乗組員である宇宙船が、なんだったか忘れてしまった目的の為にいろいろ発生する問題に対処しつつ航海するお話し。
文房具が登場人物というところからしてはちゃめちゃなのだが、問題への対処方法もはちゃめちゃで、読み進むのになかなか苦労する小説だった。
そのなかの登場人物に名前を忘れたが数をカウントする文房具がいた。
野鳥の会の人が持ってる、クリックすると数値が上がるあの機械だと思う。
それって文房具なのか?と疑問に思ったのを覚えている。
ここではカウンターと呼ぶことにする。
そのカウンターは自身が何か行為をする度にカウントアップさせる。
そして何かキリのいい数値になると大きな達成感を覚えるのだ。
確か何かの戦いの最中、とんでもなく珍しい区切りのある数値に近づき、その数値の進み具合に気が行って戦闘に集中できず、その数値に達したと同時に戦死してしまったと思う。
自分も優先度の選択を間違える事があるのでカウンターのことを笑えない。
会社の健康施策のひとつで、歩数以外にも睡眠時間や飲酒有無なんかをアプリで記録して、健康維持に努めようというもの。
記録するのは毎日朝の通勤時。
前日の歩数をチェックしてスマホから登録。
そうしたら先日すごい偶然が発生した。
平日はだいたい毎日9000歩前後の歩数なのであるが、2日連続して全く同じ歩数となったのだ。
もちろん万歩計が一歩を全てカウントできるとは限らないから、厳密な歩数は相違するのだろうが、万歩計が拾った数値が同じだったという観点で珍しい出来事である。
当然狙いにいったわけでなく偶然の所産。
だいたい9000歩前後なので揃い易いとはいえ、初めての出来事でちょっと興奮してしまった。
他にもよく似た出来事で、おおっ、と数値を二度見したのがゾロ目だった時。
8888歩だった。
こちらはもう少し度々あっても良さそうだが、記録したのはこれもその時が初めてだった。
それで思い出したのが昔読んだ物語。
筒井康隆という作家の「虚航船団」という小説である。
内容はほとんど忘れてしまったが、文房具が登場人物でコンパスや三角定規なんかが乗組員である宇宙船が、なんだったか忘れてしまった目的の為にいろいろ発生する問題に対処しつつ航海するお話し。
文房具が登場人物というところからしてはちゃめちゃなのだが、問題への対処方法もはちゃめちゃで、読み進むのになかなか苦労する小説だった。
そのなかの登場人物に名前を忘れたが数をカウントする文房具がいた。
野鳥の会の人が持ってる、クリックすると数値が上がるあの機械だと思う。
それって文房具なのか?と疑問に思ったのを覚えている。
ここではカウンターと呼ぶことにする。
そのカウンターは自身が何か行為をする度にカウントアップさせる。
そして何かキリのいい数値になると大きな達成感を覚えるのだ。
確か何かの戦いの最中、とんでもなく珍しい区切りのある数値に近づき、その数値の進み具合に気が行って戦闘に集中できず、その数値に達したと同時に戦死してしまったと思う。
自分も優先度の選択を間違える事があるのでカウンターのことを笑えない。
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