大空ひろば

2015-05-22 22:28:26 | その他旅行き
陸奥の旅・9



青森県立三沢航空科学館へ行ってみた。
飛行機に関する様々な展示があるとのことで、飛行機の博物館的なものをイメージしていたのだが…。
確かに飛行機の展示もあったが、勝手に想像していた物と違って館内の展示は航空科学に関する知識を学ぶための、子供向け体験型実験型の展示物が主だった。



館内に入るには料金が必要だが、屋外展示の見学は無料である。
「大空ひろば」と言う名の広い広い公園に、過去に使用されていた軍用機が複数静態保存されていた。
最初見上げて写真撮影していたが、機体横に階段がついてる戦闘機があり、上からも見えるようにしているのかと昇ってみたら、キャノピーが開いていて乗る時の注意点が書いてあった。



ええっ、乗ってもいいの?
はいはい、よろこんで。
操縦席に座らせてもらった。
おー、狭い。



これはなかなかうれしいサービスだ。
他にも幾つかの機体は機内に入れ、操縦席や通信士席に座れる。
重要な幾つかの部品は取り外されていたが、実物の細かな計器を目前に、操縦桿を倒しペダルを踏んでパイロット気分を味わえる。



大人も楽しいのだから子供にとってはたまらない場所だろう。
家族連れがたくさん来ていたが、機内に入れると知った子供達はどの子もはしゃぎまくりである。
P3哨戒機に乗り込んだら小学校3〜4年生くらいだろうか、男の子が嬉々として「なんだここは 楽し過ぎる 」と叫んで機内から走り出て行った。
うんうん、よく分かるよ。



公園のすぐ隣は三沢基地。
金網で遮られたその向こうは、さらに広大な敷地が拡がっていた。
そうして見学していたら基地から轟音が聞こえ始め、F16戦闘機だろうか、2機が相次いで発進して来た。
飛行機よりはるか後方から音が聞こえる。
上空を飛んで行く時のエンジン音の凄まじさよ。
観光気分で眺めるなら珍しい出来事で済むが、周辺住民はこんなのが毎日なんだよな。
大変だ。





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