愛読書は図鑑の宇宙・地球編だった頃

2022-08-10 06:18:50 | Weblog
もうずいぶんと想像の世界で遊ぶということをしなくなった。
前にも同じことに気づいて、またすぐに忘れてしまっていた。
子供の頃、好きだった宇宙の物語。
小説や漫画の絵から自分の想像力でその世界を広げ楽しんでいた。
そんな空想をすることがなくなったのはなんでだったろう。
空想の世界は現実からの逃避場所でもあって、自分の部屋から出られない不自由な身の上で編み出した術だった気がする。
大人になったら行動制限がなくなって、逃避する先に事欠かなくなったからな。
酒に旅行に映画の世界。
映画といえばSF映画は特撮技術が飛躍的に向上して、自分が想像するより魅力的で奇抜なデザインを提示してくれる。
なによりDVDやインターネットの動画配信サービスでいつでも観られるというのが大きい。
想像力を養う必要が無くなってしまった。
ビデオデッキが我が家にくるまで、年に1、2回テレビの洋画劇場とかで放送されるSF映画を、まだかまだかと待ってたからなあ。
子供の頃に空想した世界の断片は、今や過去に見た映画のワンシーンのように思われる。

<宇宙絡みの写真>




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