小川洋子 著「琥珀のまたたき」を読書中。
まだ中盤だが、心穏やかに読める物語である。
外界から人為的に孤絶した環境に暮らす家族(子供達)のお話。
一言で言うとそうなってしまうのだが、この一文ではこの物語の本質は説明できていない。
状況を説明しているだけ。
お話の面白さを表現する術を今の私は持っていないのと、今回の記事のテーマではないので詳細は省略。

読んでいて思ったのは目には見えないいろいろを、美しく違和感なくまた分かりやすく表現するなあ、と。
感嘆。
写真を撮るとき、今自分がやりたいと思ってることをやってる。
人は気付かない、自分の心の目で見たものを写真に表現したい。
でも貧しい人生経験で曇った心の目は、当たり前に見える景色しか捉えることができない。
目の前にある事物に現実的な意味づけしかしていない。
前にも書いた、年取って空想しなくなったなと。
もっと心を自由に遊ばせる術をもう一度手に入れねば。

小説家ってのはすごいな。
売れ残った図鑑、音の欠けたオルガン、郵便受け、雨でできたぬかるみ。
こんなものからあの美しい物語を編み出すのだ。
私が同じことを写真でやるには二つの関門がある。
まず見えない絵を心眼で描く。
そしてそれを画像に写さねばならない。
一つ目はなんとかなる?として、二つ目の見えないものが写せるのか?
雰囲気のある写真とはそういう見えないものが写ってるんだよな。
文章ではとても表現できないが、写真でなら…。
モノにしたいものだ。

まだ中盤だが、心穏やかに読める物語である。
外界から人為的に孤絶した環境に暮らす家族(子供達)のお話。
一言で言うとそうなってしまうのだが、この一文ではこの物語の本質は説明できていない。
状況を説明しているだけ。
お話の面白さを表現する術を今の私は持っていないのと、今回の記事のテーマではないので詳細は省略。

読んでいて思ったのは目には見えないいろいろを、美しく違和感なくまた分かりやすく表現するなあ、と。
感嘆。
写真を撮るとき、今自分がやりたいと思ってることをやってる。
人は気付かない、自分の心の目で見たものを写真に表現したい。
でも貧しい人生経験で曇った心の目は、当たり前に見える景色しか捉えることができない。
目の前にある事物に現実的な意味づけしかしていない。
前にも書いた、年取って空想しなくなったなと。
もっと心を自由に遊ばせる術をもう一度手に入れねば。

小説家ってのはすごいな。
売れ残った図鑑、音の欠けたオルガン、郵便受け、雨でできたぬかるみ。
こんなものからあの美しい物語を編み出すのだ。
私が同じことを写真でやるには二つの関門がある。
まず見えない絵を心眼で描く。
そしてそれを画像に写さねばならない。
一つ目はなんとかなる?として、二つ目の見えないものが写せるのか?
雰囲気のある写真とはそういう見えないものが写ってるんだよな。
文章ではとても表現できないが、写真でなら…。
モノにしたいものだ。

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