思案橋横丁の夜

2019-05-15 06:38:36 |  五島列島と長崎
長崎の旅、初日の夕食は思案橋横丁にあるお店で食した。
ここも連れの友人オススメの店。
最初お店がどこにあるか分からず、スマホの地図を頼りに曲がり角を入ったら、なにやら怪しい通り。
とても狭くて生活臭がすごい。
なんだこの通りは。



間違った感が強いのだが、でも両側は飲食店のようで、看板を出してるところはあるし、お客さんが飲み食いしてるのを窓から覗けたりする。
でも厨房の勝手口があったりするので、やはり裏道っぽい。
こんなところ車を止めようが無いのに駐車禁止の貼り紙がいっぱいあったり、とっても変。
横道が現れたので曲がってみると、きらびやかな通りに出た。



やっぱり間違っていたようだ。
なんかいけないものを見てしまった感じ。
気を取り直してお店を探すと、連れが見つけた。
この夜は二つの店をハシゴする予定でやってきた。
1軒目は一口餃子の店、雲龍亭。
2軒目は中国料理かんろ。



1軒目は餃子を少し食べるだけで終え、2軒目でちゃんぽんやその他料理を食べて締める作戦。
ところが友人オススメなだけあって、両方のお店とも待ち行列が出来ていた。
うーむ、取り敢えず並んでみようと1軒目の行列最後尾へ。
待ってるのは6組くらいだったろうか。
餃子メインだからかまずまず回転良く、少しずつ前に進むのでそのまま待つことに。
30分ほどしてようやく我々の番になった。



一口餃子二人前と豚ニラの玉子とじだったかを一人前、あとビールを頼んだ。
すると、今日は追加注文できないがそれでいいか、と聞かれた。
なるほど、回転良くするための方策なんだな。
良いことだ。
追加はない旨伝えて待つこと数分、料理がやってきた。
餃子も玉子とじも旨し。
並んで待った甲斐があったと言うもの。



食べ終わって外に出ると、後続の待ち行列がまだまだ残っていた。
皆さん頑張って。
我々も頑張ります、と数軒離れた2軒目の店の行列に加わった。
こちらの方が待ち人は多く、店の前で折れ曲がって2列になってる。
10組以上はいるなあ。
さっきと同じくらいのテンポで進んでくれるならと思ったが、こちらは進みが異常に遅い。
普通に中国料理屋ということで、腰を落ち着けて食べる人もいるだろうからなあ。



と思っていたが、どうもそれだけではなさそうである。
2階席もあるようなのだが、2階からお客さんが出て行ってもお店の人は案内しようとしない。
どういうルールを設けているのか不明。
一店目で少し食べてたから、お腹が空いて我慢できないなんてことがなかったのも後押ししたな。
少しならともかく延々並ぶのが苦手な二人にしてはよく我慢したなと思うくらい並んで、ようやく入店。



エビの揚げ物とビール、一緒に並んでいたオッチャンオススメのそぼろちゃんぽんとか言うのを注文。
そぼろ餡でも乗ってるのかと思ったが、やってきたちゃんぽんの具材は普通に魚介類メインだ。
後で知ったのだが、「そぼろ」とは「特別な」という意味なのだそうだ。
なるほど。
なかなかに美味しかったけど、次にこれほどまでして並んで食べたいかと考えるとどうだろう。
なんでそんな地名が付いたのか知らないが、いろいろ考えさせられた夜だった。



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