フランス⇒イギリス⇒フランス

2009-07-11 01:16:35 | 自転車
毎年ウィンブルドンが終わる週にツール・ド・フランスが始まります。
深夜にケーブルTVで放映されるのですが、見てしまいます。
ここ数年、ツールだけでなく自転車レースを放送していると好んでチャンネルを合わせてしまう。
見るというのは正確ではないのですが(後述)。

初めて自転車レースを見たのは数年前、ケーブルTVがアパートに引かれる事になって、我が家のTVが多チャンネル化されたときでした。
初めて見たときの感想は、「なんちゅう服着て走ってるんだ!」でした。
見たことの無い方のために書くと、体にピッタリとフィットした色とりどりのジャージを着て走るのです。
これが赤の水玉模様だったり、ありえないデザインだったりして、「ちょーかっこわるい」のです。

しかし慣れというのは恐ろしい。
今では(自分で着ようとは思いませんが)当たり前の格好に見えてしまうようになりました。
昔見たときのイメージから比べ、今のデザインはだいぶ色の合わせ方が無難になって、受け入れやすくなったからかもしれませんが。
ちなみに赤の水玉模様は山岳賞(山を一番速く上れる人)が着るジャージらしいので、私が目指すべき??はこのジャージになります。・・はは。


ツールに出場する選手たちは超人です。
化け物です。
毎日200km前後の距離を3週間に渡って走り続けるのです。
それも平らな道ばかりではありません。
標高差が1000m以上あるステージがあったりします。
すごいですね。
(紹介内容には不正確なところがあるかもしれませんが、ご了承ください。)

さて、なんで自転車レースの放送を好んでみるかというと、他のスポーツみたいにずっと注視する必要がないからです。
だいたい実況者と解説者の二人でレースの模様を実況するのですが、序盤から中盤は視聴者からの質問を紹介したり、実況者が解説者(レース経験者や現役選手)にレースの有り様を話してもらったり、なんてことはない自転車に関する雑談(すんません)が延々と続き、まったりした放送なのです。
レースに動きがあれば、実況者が声を高くするので、それから画面を見ても状況を把握できます。
それゆえ、ブログを書きつつ見るのにはうってつけです。
無音でブログを書くのは寂しいので、どうしてもTVを点けて書くのですが、意識がTVに行くようではブログの記事記載が進みません。
しかし、自転車レースはブログに意識集中しつつ、ちらりちらりと映像確認できてちょうど良いのです。

あと、山岳コースでは日本では見られないアルプスやピレネーの山の景色が選手の後ろに展開しますし、街中のコースでも中世のお城や町並みが見られ美しい。
もし見れる環境があれば、一度見てみてください。
なかなか面白いですよ。

妥当な案

2009-07-09 00:58:48 | 自転車
今日は夏休みの旅行案、現実的な奴を書きたいと思います。
やはり3日の夏期休暇を土日にくっつけるのが一番可能性が高いです。
7月に取得するというのはもうなさげなので、次の取得タイミングは8月後半です。
台風がちょっと心配ですが、梅雨時に比べれば晴れる確率はずっと高いでしょう。


5日だとあまり遠くへは行けません。
上信越あたりが適当な遠さです。
その辺りはこれまで何度も訪れていて、前年までとの違いをどう出すかいつも(よろこんで)苦労するのですが、今回は強い味方がいます。
そうです。とうとう自転車を買った目的の一つを実現できる時が来ました。

夏の信州の高原をサイクリング 
クーッ、これらひとつひとつの単語だけでもイメージ良いのに、こう並べるとこれ以上無い休暇の過ごし方に感じます。
暑い下界を遠く離れ、山のさらりとした涼風を感じつつ、残雪を抱いた高山を眺めて走る。
林道を進む頭上を覆う緑からこぼれる夏の日差しと、木陰の冷気。
涼しい風が火照った首筋を通り過ぎるのが想像できます。
うーん、気持ちよさそう。

では具体的に。
サイクリングコースとして目を付けているのが、志賀高原の北東にあるカヤノ平と呼ばれる丘陵地です。
野沢温泉村から志賀高原に抜ける林道があります。
10年近く前に車で走ったことがありますが、すれ違うのがやっとの幅の道路が、落葉広葉樹の林を縫って伸びています。
山中の道路なので荒れていそうな感じですが、舗装は黒々と新しく快適に走れました。
背の高い木々が繁り、木陰の下をずっと走れます。
車の通行量も少なく空気もいい。
道沿いにスキー場があったり、林道の最後、横に入ると大きな木々がまばらに生える牧草地にキャンプ場があったりして、景色も変化があり退屈しなかったように思います。

車に自転車を積み、金曜の晩に出て、土曜日に信州入り、野沢温泉村に車中泊。
翌早朝に自転車で出発。
朝の高原も気持ちよさげですよね。
たぶんずっと上りのはずですが、志賀高原から中野市街へは下りばかり。
中野から千曲川沿いの国道を走り野沢温泉村まで戻る。
たぶん、60~70kmくらいの距離だと思うので走り切れるでしょう。
野沢温泉で汗を流し、どこかの宿に宿泊。

月曜日は半休養日、2~3時間くらい遊歩道を歩いて、涼しい木陰でお昼寝できるといいですね。
志賀高原に行って、渋池から志賀山・四十八池あたりを歩くのはどうでしょう。

火曜日は1日かけて山に登りたい。
登る山をどこにするかは、まだまだ要検討。
候補としては信越国境にある雨飾山、妙高山、上信国境にある浅間山(黒斑山)あたりでしょうか。
3年前、雨飾山に挑戦したのですが、登頂を果たせずに下山しました。
百名山なんですが2000mに満たない山で、しかも木陰が少なく夏に登るには暑さが厳しい。
その年の台風で登山口までの村道が崩れたため、だいぶ手前の小谷温泉から歩いた上、天気が良すぎたため暑さにやられ、9合目あたりで断念したのでした。
再挑戦するのもいいかもしれません。
登頂後はその日のうちに帰阪の途に着くか、翌水曜日にゆっくり帰る。

こんな感じです。
山は多少雨が降っても歩けますが、自転車を楽しもうと思ったら晴れないことには始まりません。
楽しい夏休みとなるかどうかは、いつも以上に天候しだいになりそうです。

3年前、雨飾山で撮った写真を見てみましたが、花が一つも写されていませんでした。
花はあまり期待できない山のようです。
小谷温泉から登山口に向かう途中にある鎌池の景色を載せときます。
構図はいけてないんですが、暑すぎた夏の一日、その雰囲気は伝わるのでは。


ねじれて見えますか?

2009-07-07 22:42:47 | Weblog
先週の土曜日、山の上公園へ行ったら、原っぱにはネジバナが一杯咲いていました。
たくさん撮影したのですが、どうしてもこういう表現になってしまう。



名前を確認するのに見た野の花図鑑の写真は、ほっそりとしたネジバナの螺旋状に花をつける特徴を捉えたものでした。
どういう花か分かるように撮影する図鑑とは単純に対照できないですが、いつもと違う新しい見方が出来ないのかしらん。
最近の思いです。

15勝

2009-07-07 00:32:45 | テニス
フェデラー、グランドスラム最多優勝おめでと。
なんか、決勝戦は激戦だったようですね。
ロディックが調子を上げてきたようで、だいぶ危うかったようです。
遅くまで起きてるわけに行かなかったので、日曜日は第3セットの出だしで床に入ってしまいました。

第2セットのタイブレークはなかなか痺れましたね。
現在録画したテープを再生中。
ファイナルセット第17ゲーム、2本のブレイクポイントを凌いだところです。
しかし、今日もこれまで。
続きはまた明日。

新しい相棒

2009-07-06 23:23:40 | Weblog
日曜日、納車日でした。
取りに行ってきました。

旧車でディーラーまで走り、横手の駐車場に止め、玄関まで歩く。
入口までの道にそれらしき車はなく、店内に入りました。
(旧車を買ったときは玄関の前に止まっていたので、いきなりのご対面だった。)
ドキドキしながら担当の方と少しお話して、併設の整備場へ。
居ました。
新しい相棒の第一印象は・・、おっきい。
店内にも同じ車種の展示車があるのですが、自分のものとなるという認識のもと見ると巨大(言いすぎ)に見えます。
残りの手続きをし、操作説明をざっと聞いて旧車の隣に移動してもらい、荷物を移し変えました。
では、さらばだ。

担当の方に見送られる中、おっかなびっくり出発しました。
知らない自動車。
なんだか、ふわふわした気分で恐る恐る運転。
・・ありゃ、道を間違えた。
Uターン、Uターン。
こっちが家の方向。
あっ、そうだ。お昼だったからお店の少し先にあるめしやさんで昼食にする予定だったのに、すっかり忘れて通り過ぎてしまった。

運転しつつ家までの道で昼食を取れる店を考えようとするのですが、集中できず思い浮かばない。
コンビニで弁当を買って、山の上公園までドライブしようか。
あ、曇ってきた。そういえば昼から雨って言ってたな。いきなり雨で汚すのも嫌だな。
おいおい、いつも通らないのになんでこんな細い道に入るんだ。
車両感覚もまだ身に付いていないのに。
・・家に向かう交差点まで来たぞ。
どうするんだよ。

こんな感じで、なにやらボールが手に付かない試合をしているような処女ドライビングとなりました。

結局、コンビニでお弁当を買って帰ることに。
コンビニの駐車場で後姿を見ると、旧車にそのキュートさでは敵わない。
フロントマスクはいい勝負。

ドライブポジションは遙かに高くなり、ランクルかなんか背の高い四駆を運転している気分。
クラッチのストロークは長くなり、アクセルは柔やわ、でもブレーキの効きは無茶苦茶いい。
ハンドルも軽く、接地感が感じられない。
今の車はどれもこんなですよね。
なれるかしらん。

ボディ左前の角が見えず、どこまで左に寄れるのかしばらく苦労しそう。
左後ろは思っていたより良く見える。
右後ろはヘッドレストが邪魔で全く見えず。でもサイドミラーが横長でその分をカバーしてるかも。
5速があるのに使用を忘れがち。
エンジン音は小さくとても静か。
でもそれ故どれだけ回転しているのか、タコメーターをいちいち見ないと分からない。
足回りは硬いものの振動は旧車より遙かに抑えられ乗り心地よし。
室内の収納スペースが激減し、たくさんある地図をどこに置くか考えねば。
収納ボックス購入を考える楽しみが増えた。

家に帰るまでの街中を走った感想はこんな感じ。
まだまだ自分のモノになってません。
どうしても旧車との違いに目が行ってしまうので文句の方が多いですが、気に入ったから買ったので、ご心配なく。
彼(彼女?)の真価はワインディング道路、・・ん、ならぬワインディングロードで発揮されるはず。
旅に連れて行く時を楽しみにしておきます。
これから色々とよいところを見せて欲しいです。

ほんとに最後だ

2009-07-04 22:55:48 | Weblog
自動車購入について。
前々回のこの話題で、6月中の納車と記載したのですが、私の早とちりで1週間早かったです。
明日が納車日となりました。
受け取りに行ってきます。

と言う訳で今の車はとうとう明日、ディーラーまでの運転が本当の最後となってしまいました。
今日は冬によく行った山の麓の駐車スペースに車を止めて、運転席から視線を良く送った方向の車中の眺めを270度画像に残して置きました。
それで気が付いたのですが、右後方に視線を送ることってほとんどないんですね。
左前から左後ろに視線を流して今更ながらに気が付いたのですが、前も後ろも車両感覚のつかみ易い車でした。
狭いところにもがんがん突っ込んで行けたなあ。

夕刻、車中に掃除機を掛け、洗車してあげました。
いままでどうもありがとう。
いつもあんまり(というか全然)綺麗にしてあげられなくてごめんね。
これまでとても楽しかったよ。
さよならは明日までとっとくよ。


久方の映画鑑賞

2009-07-03 23:51:07 | 音楽&本&映画
STAR TREK を見てきました。
気が付けば公開最終日。
その最終回になんとか滑り込みセーフ。
危ないところでした。

最近の映画館はシネコンばかり。
上映予定を見ると、1日の上映回数が分かり人気の度合いが分かります。
公開当初は知らないのですが、この2週間ほどSTAR TREKは1日1回だけ。
認知度は高いのでしょうけど、やっぱり一部SF映画ファンやトレッキーが観客の中心なんでしょう。
入ってる人もまばらで、予告編が始まってから切符を買ったのに、スクリーンの真正面の席に座れました。

何年か前から、映画を見に行くときはストーリーなど情報を絶って見に行くようにしています。
今回もクルーを若い俳優が演じているということしか知らずにいました。
いつもの登場人物の若かりし頃を描いているのか、若者の物語としてリメイクした感じなのか。
さて鑑賞・・・

見終わった後の感想は、なかなかおもしろかったな、でした。
思っていたほど新しい表現はなかったですが、最後まで違和感なくストーリーを展開させたのが良かったかも。
このシリーズはいつも物語の最後の方で、表現意図が変わったり、無理のある展開になったりするイメージがあります。
まあ、SF映画なのでなんでもありなんですが、荒唐無稽な設定内で如何に面白いストーリーに仕上げるかが映画監督の腕の見せ所ですよね。

特撮(古い表現になったな)好きな私としては、その出来も物語世界に入り込めるかどうか、重要です。
地球を大気圏外から見るショットが多数出てくるのですが、これがなかなか秀逸。
あと、アイオワの荒涼とした平原が出てきます。未来でも同じように土しかない。
でも地平線の上に(現在では考えられない)巨大な建造物が霞んで僅かに見えたりして。
こんな映像を見せられると、それだけでうれしくなってしまう。

ちょっと転送装置を使いすぎなのが玉に瑕。
宇宙服(だよな?)を着た身一つで大気圏突入したり、
特異点を自由に創ることが出来たり、
ちょっとやりすぎに思えるところは特撮技術の力技で押さえ込んだ感じ。
この世界の人類は「神」なのです。はは。
やっぱりトレッキーの映画かな?
何にせよ、巨大な画面で見ることができて良かった。

別に仕事が嫌いという訳じゃ

2009-07-01 22:57:08 | Weblog
日曜日。
この間の。
なんかついてないことが重なる日。
だった。
そのせいで、ひとりでボーっとする時間が取れず。

一人の時間が不足している。

月曜日。
そのせいか。
ひとりになれる昼休みが待ち遠しい。
チャイムが流れる。
和食のお店へ、読書と食事、珈琲を香る。
猶予の時間は短く。

本を小脇に、会社へと戻る道。
早くに降った雨の水気が乾き切らず、アスファルトの窪みを湿らせて、色を濃く。
少し蒸す空気を後ろに残し、歩く。
下町のビルの合間から望む空。
明るく曇る空。
駐車する車の横、公園が緑を蓄えて。

だれにも要求されない、依頼されない、指示されない。

短い時ゆえに開放感は大きく。
四角く閉じられていない外気の奥行きを感じ。
箱に戻る。