大阪難波駅から鶴橋駅へ、そして伊勢志摩ライナー初乗車

年末年始の帰省は車では無く電車で帰った。
三重に帰るには途中奈良の山を越える必要があり、だいたい雪で道路が凍るので冬用タイヤがないと怖くて走れない。
冬の帰省はほぼ電車である。
何度も利用している近鉄の路線だから、いつもなら写真を撮ろうとは思わない。
ところが伊勢志摩ライナーの予約を初めて取って気分が変わった。
記念に撮影しておこう。



鶴橋駅から乗車するつもりで特急券の予約をしていたが、気が変わって大阪難波駅から近鉄に乗った。
少し時間があるので、大阪上本町駅でも撮影してやろうと企んだのだ。
大阪上本町駅までは地下を走る難波線で移動。
先頭車両に乗って、進行方向の迫り来るトンネル壁を眺めた。



近鉄日本橋駅を過ぎるとトンネルは上り坂になった。
後で調べて知ったのだがこの上り坂、最大32‰という急勾配。
山岳鉄道並みじゃないかとさらに調べてみたら、こないだ乗った南海高野線は50‰もあった。
そうか、そこまで急じゃないんだな。
記憶違いだったよう。



大阪上本町駅で降り、地上ホームへ。
地上ホームは大阪線の起点で、ホームは櫛形。
地上駅なのにビルの中にあるのでホームは薄暗かった。



ホームはこんなに長いのが必要なのかと思う余り具合で、なんだか少し寂しい眺め。
大阪難波駅まで延伸して、特急列車はほとんど地下ホームを使用するようになったから、長い車両が停まることも少なくなってしまったのだろう。



鶴橋駅の伊勢志摩ライナー出発時刻直前に着く電車が出発する直前まで撮影を楽しんで、当該電車に乗り込んだ。
出発してしばらくすると地下から線路が上がってきて複々線になり、あっという間に鶴橋駅へと進入。
先頭車両に乗っていたので、ホームに降りてすぐ後方側へと歩き出した。
今回、伊勢志摩ライナーの座席はデラックス席をおごってしまった。
デラックス車両は最後尾6両目である。



歩いているところに伊勢志摩ライナー入線。
咄嗟にカメラを構えて撮ったら、うまく捉えられた。
停車するまでに乗車位置に到着。
最後尾ドアから車内に入ると運転席があり、デッキから後方の眺めを楽しめるようになっていた。
走り出したら後で見にこよう。
デラックス車両は3列シートで座席は広々。
数百円プラスするだけで乗れるという敷居の低さ。
この後のお正月の予定を反芻し、ゆったりと乗車時間を楽しんだ。
これはまた狙って乗らねばね。

苦くない大人のチョコレート

連れと一緒に伊勢神宮に参拝に来ると、必ず寄るようになったチョコレート屋さんがある。
ダンデライオン・チョコレート 伊勢外宮店。
今回もしっかり予定に入れて、美味しいチョコレートを味わった。



このお店、逓信省旧山田郵便局電話分室として大正時代に建てられたハイカラな建物の一部に入っている。
入店前、退店後に必ず建物の写真を撮ってしまう、洒落たお店である。



今回は伊勢外宮店限定と書いてあったので、チョコレートパフ（だったと思う）なるチョコレート菓子とコーヒーを頼んだ。
チョコレートのシュークリームのよう。
しっかり目のシュー生地はチョコレート色で、チョコレートクリームが挟まっていた。
チョコレートクリームは甘さ抑え目で酸味のニュアンスがしっかり残り、素材の特徴が活かされてる感じ。
シュー生地の上蓋は飴と混ぜたチョコを溶かして固めたような状態で、ザクザクパリパリな歯応えと溶け出す甘さがおもしろい。



連れとお互いが頼んだものを少しずつ交換味見して、他のお菓子も美味しいんだろうなと想像。
食べ終え、二人して満足し駅へと向かった。
また来ることになるであろう。

内宮さんへ初詣

新年あけましておめでとうございます。
2022年、最初の記事は帰省のお話。
まるまる2年ぶりに三重に帰った。
母がどう暮らしているか心配だったが、思っていたより元気で安心したのだった。

伊勢神宮への初詣も2年ぶり。
内宮さんにお詣りしてきた。
個人的にだが、昨年大過無く過ごせたお礼を申し述べた。

内宮さんへの参拝で毎年気になるのがその人出。
おはらい町の賑わいは例年とあまり変わらない感じだったが、内宮境内内の人出は少ない方だった。
年末、コロナ感染者数が増加に転じたとは言え緊急事態宣言時に比べれば圧倒的に少ないこともあり、みんな遊びに出てるんだろうなと思ったが、それでもコロナ前の状態には戻らないようで。
正宮前の待ち時間もほぼ無しでお詣りできたし、お守りもさして並ばずに購入できた。
人がいないのも寂しいが、多過ぎても待ち時間がしんどいので、これくらいがいいな。
てことで、参拝の様子を写真で紹介。

＜おはらい町の賑わい＞


＜宇治橋から五十鈴川＞


＜参道＞


＜五十鈴川で身を清める＞


＜神宮の森＞


＜別宮、風日祈宮へ橋を渡る＞


＜式年遷宮で社殿が移される正宮横の古殿地＞