
10月29日は「トラフグ」の日です。~~

「と(10)らふ(2)ぐ(9)」の語呂合せが由来となっているようです~

「ら」・・・はどこ行ったんや~~~

これまたゴーイングマイウェイなゴロ合わせです!




ちなみに~2月9日も「フグの日」2(ふ)9(く)のゴロ合わせから~~

こちらは 強引じゃない!!!



もっと言うと~~9月29日もフグの日になっているようです~~

また~11月29日は「いいフグの日」

こんな高級魚~連月で食えるか!!




フグの種類は500種類近くありますが、その内食える種は わずか22種類

マフグやカラスフグ、サバフグ等は食える種に入りますが~

最も高価で美味とされているフグの王様が「トラフグ」です!

胸ひれの後ろに大きい斑紋があり、この斑紋がトラを連想させるためこう呼ばれています~




鍋の季節にもなって来ましたし~今日はふぐちり食いましょう~~

てっさでもええよ~ん!!!







【フグ面白逸話】

芭蕉、一茶や落語のネタにあるように、昔からふぐには
毒があることが知られておりながら、その味にひかれ、
ふぐを食べていた時代がありました。

実は河豚、江戸時代を通して禁止令が出ていました。

これは豊臣秀吉が文禄の役(1592-1593)の朝鮮出兵時に
下関を通過する軍勢の中にふぐを食べ命を落とすものが
続出した為、フグの禁止令を出したのです。

「武士は主君に命を賭けるもの」とされ、無駄死には
許されなかったのです。

時代は変わり、伊藤博文(初代総理大臣)が、下関の料亭
「春帆楼(しゅんぱんろう)」に立ち寄りました。

この日は、あいにくの大時化(おおしけ)。



おもてなしをする食材がなく困った女将が、罰せられる事
を覚悟の上で、フグ料理を総理に出しました。

これを食べた伊藤博文は、絶賛!「この魚は何と言う魚か
?」と問いただしたところ、これがフグであることを知り
ます。「こんな美味しいものを禁ずるのは・・・・」と
言う事で、山口県で解禁令を出したのです。

こんな逸話もあり、全国のほとんどのフグが下関に集まる
ようになったのです。

尚、東京で解禁になったのは明治25年。大阪では更に
遅れて昭和16年に解禁となりました。











