ツアー旅行なんてぇと、「世界遺産と美食の旅」のようなタイトルのやつがある。
2006年の3月末に旅行で訪れた北京には世界遺産が6つもある。
故宮博物院、明の十三陵、万里の長城(八達嶺)、頤和園、天壇公園、に周口店(ここには行かなかった。北京原人の骨が出た所である)。日本語ができるガイドさんに引っ張られて、世界遺産とお土産屋(いる時間は土産屋の方が長い時があるかも…)を回り、時刻が来たので食事にしようという感じで毎日を過ごす。
上海料理だぁ、刀削麺(たおしゃんめん)だぁ、四川料理だぁ、広東飲茶だぁ、北京ダックとよくもまあ揃えたものである。
結局一番口にあったのは刀削麺であった。まあラーメン好きのゆきたんくだからだろう。ところが、料理がが出てきただけで、麺を削って鍋に飛ばすのは見ることができなかったのだ。
全聚徳朝陽区西ba河西里店
ゆっくりと目で楽しめたのは北京ダックの店だった。「全聚徳…ぜんしゅうとく」という北京ダックに関しては老舗だという。(最も、この時は自分がどこにいるか分らなかった。帰国してからの検証である・・・なんて偉そうに)焼きあがったダックを、目の前でコックさんがさばいてくれるのだ。それを餅でできた皮に包んで、野菜を添えて、味噌を付けて、うんまあまあであった。実は北京ダックを食べたのは、この時が初めてであった。
北京ダック(この甘味噌がいい)
まあ、どこでも腹いっぱい食べることができたのがせめてもの幸いであった。腹ペコ旅行ほど情けないものはないのだと思っているから…