今日は南房総に一日旅行に出かけた。あいにくの雨で花摘みはできなかったが、十分に楽しめる内容であった。
ゆきたんくと女房ののりたん、長男のおーちゃん、そしてばあちゃんである。次男のつっくんは部活動で不参加であった。このごろのお出かけでは、家族の誰かが欠ける。我が家にもそういう時がやってきたのだな。
さて、一日旅行の内容は大多喜駅周辺の散策、夷隅線での移動、千倉でのいちご喰い放題、菜の花弁当の昼食と盛りだくさんであった。
中でも、千葉県の代名詞にもなっている「菜の花」を名前に冠した、いすみ鉄道の「なのはな電車」に乗れることが何よりも嬉しかった。実はゆきたんくの幼少の頃の夢は電車の運転手になるこどてあった。ワンマン電車の運転席は、客席から丸見えである。どうやってスタートするのか、ブレーキはどれか。子供の頃に目を皿のようにして見ていた運転方法を思い出す。運行している地域もローカルなら、列車そのものもローカルで懐かしい。
記念乗車券
菜の花の中を走る電車
通常は1両編成であるが、観光電車は普通客車と観光客車の2両編成である。単線であるため、そんなの本数を出せないのをカバーしているのだろう。
電車の中では、フラッシュが焚かれ、窓から見える畑の中を歩くおばあちゃんに手を振り、運転席の扉を開けるお父さん(コラコラコラ)などもう子供が乗っているような状態である。まあ、子供の頃に帰っているのだろうな。ゆきたんくも楽しかったもの。
江戸川の菜の花
まあ、どこへ行っても菜の花の黄色が目立つようになってきた。春の訪れである。先日出かけた(自然の妙参照)ローズマリー公園に今日も行ってきた。空が雨模様なだけで、黄色の鮮やかさは変わっていなかった。肌寒いとはいえ、確実に春は訪れている。あと一日で新年度だ。